岩倉具視の隠棲を訪ねる。
岩倉具視幽棲旧宅の特徴
岩倉具視の幽棲した邸宅で歴史を深く感じることができます。
大河ドラマ『青天を衝け』に登場した実際の場所を訪れることができます。
ガイドによる丁寧な解説で、隠棲の歴史を楽しく学べます。
名前は知っているけれど・・・良く知らないと言われる、岩倉具視が蟄居中に住んでいた建物。修繕はされていますが、ほぼ当時のままの建造物。歴史を少し勉強して訪れれば・・・見える景色も変わって見えると思います。ここで日本国の行く末を色々な人と思い馳せたと思えば凄い所ですね。
実相院から歩いて3分くらいのところにあります岩倉具視が3年くらい幽棲されていた家ということで、小さな小屋のようにも見えますが、中に入るとなかなか広い平屋造りの家でしたお庭にも岩倉具視が植えたという立派な松の木があり、只者の家ではないオーラがありますボランティアの説明員の方が詳しく説明してくれます昔ながらのガラス戸がとても味がありました受付の建物にはカフェがありこたつの席が2つありました資料館の建物がとで可愛らしい洋館で、ゆかりの品や、懐かしの500円札が展示されていました。
【10月1日拝観】閑散期料金400円で拝観しました(11月20日~26日は500円とのこと)。学芸員から指導を受けられたボランティアスタッフが10分間の説明を希望者にはしてくださいます。とってもわかりやすい説明ですので、オススメです。説明によりますと、当施設の庭は、七代目小川治兵衛が作庭している貴重なもの。岩倉公が京都を離れて以降、空き家だったらしいですが、郊外であったため、現存していた貴重な施設。ここで、龍馬や慎太郎が岩倉公と密談してた事を想像すると歴史マニアには、たまりません。なお、併設されている『対岳文庫』は、かの武田五一氏が関わっている建築物。素晴らしい!
近くに住んでいるのにこれまで訪れたことがなかったのを不覚に感じるくらい落ち着いた美しい空間でした。十分程年配の男性が岩倉具視や邸宅について解説をしてくれるのも良い時間だった。邸内でお茶が飲めるのも嬉しい。
歴史に詳しくなくてもガイドの方が非常に詳しく丁寧に教えてくださいます。当時の一流庭師が作った美しい庭と、茅葺屋根の落ち着いた邸宅は雰囲気抜群です!
岩倉具視が幽棲した邸宅ですその時の建物と、資料・遺品が展示されている文庫があります専用の駐車場も離れたところにあるようでした大河ドラマの「青天を衝け」で岩倉具視を大久保利通が訪ねて来るシーンがありましたが、こんな市内から離れたとこへやって来たのかと感慨深いものがありました。
コロナの影響で現在は事前予約制となっています。岩倉具視は公武合体を押し進めた結果、攘夷派に目をつけられ洛中追放の憂き目に合い、ほとぼりが冷めるまでこの地でおよそ5年隠遁しました。母屋は実相院お抱え大工の住まいを買い上げ、後に客間を増設したそうです。
大河ドラマ『青天を衝け』第23回、京で失脚しこの地に逃れた岩倉具視は倒幕へ転じ、薩長を中心とした新政府樹立へ向け、この旧宅で着々と準備を進めました。
茅葺き屋根の小さな建物。大きな大正ガラス越しの庭は小さいけど季節を感じます。
| 名前 |
岩倉具視幽棲旧宅 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 電話番号 |
075-781-7984 |
| 営業時間 |
[月火木金土日] 9:00~16:30 |
| HP | |
| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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お庭は七代目小川治兵衛の作庭とのことです。ガイドの方に案内していただきました。