福生加美上水公園隣の隠れ家。
つい近年まで尼さんがおひとりで住んでいた古民家です。羽村の桜祭りからてれてれと歩いていて迷い込みました。堰から30分ぐらいは歩いたかな?さくら祭り期間中はずっと開けているそうですが普段は土日だけだそうです。とっても趣のある古民家。古民家といっても大正昭和くらいでサザエさんの家よりもうちょっと古いって感じかな。おばあちゃんの家って感じです。尼寺ということでいろんな事情があったのでしょう、俗世から離れて多いときは数十人?ここでひっそりと暮らしておったそうですわ。時代が進んで最後は尼さんがおひとり。その尼さんも引っ越されて残った民家を今はえぬぴーおーの人達が管理して保存してくれと市にかけあっておるそうです。調度品もステキながら家そのものがステキでねぇ。自分の世代なら見ればだいたい判るくらいの古さという感じで。古すぎず新しすぎずちょうどいいくたびれ具合というか。天井も蛍光灯はついてるけどその上に電球ソケットとか隠れてたりして。指でジャッてやると点くやつですよ。オプションで紐ついてるやつもあったりしてね。電話機も黒電話の最後のほうの完成形とプッシュホン。熱心に説明してる係の人まで「俺んときはこっちでしたわー」「えーこっちでしょー」とか盛り上がっちゃったりして。あんまり昔を懐かしんでも仕方ないのだけども、形あるものいつかは崩れるものだけども、もうちょっとだけここにいてほしい素敵スポットです。
| 名前 |
ビジターセンター・自然塾 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
042-552-5457 |
| 評価 |
4.8 |
| 住所 |
|
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玉川上水沿い、羽村の堰と福生の間、福生加美上水公園の隣にひっそりあるスポット。つい2年前まで一人の尼僧が暮らしていた古い建物を市から委託され管理しているとのこと。生活用具を含め、本でしか見た事が無いような珍しい貴重な物が沢山。ボランティアガイドの方が説明しながら案内してくれます。基本は土日開放。予約があれば平日でも可。私が訪問した時は団体さんがお昼休憩で奥のお座敷で休んでました。コーヒー(紅茶)がクッキー付きで200円。市に保存の継続を訴える為にも、多くの人が利用しているという実績が必要だという事で感想ノートを集めてます。是非これからも保存して欲しい施設でした。