庚申塚の地蔵尊で歴史を感じる。
延命地蔵尊の特徴
江戸文政の頃から移築された史跡で歴史的価値が高いです。
人馬を弔うための地蔵と観音菩薩が祀られています。
街中の静かな場所にあり、道沿いにあります。
昔は中山道の街道にあったから多くの人が一休みし、中には旅の途上で人も馬も息絶えてしまうことがあり、それらの人馬たちを祀ったらしい。それが延命とはいかに?と思うけど、もし仮にここで祈って古今東西の旅人たちがもう少し長生きしたとしても、江戸時代の10年の延長戦なんて結局は一瞬でしかなくて、現代から見たら誤差の範囲だ。それでも死ぬ日を感じた人にとっては一大事だったのだろう。金持ちになりたいという神社と延命なら、やはりこっちが人気だろうしね。この祠の説明自体、最初に作ってから延長をはかるのが作り直し面倒だしと手書きで修正液みたく前回より五十年増えてるのが人の命の儚さを感じさせる。
江戸文政の頃からある地蔵尊が移築されたものだそうです。巣鴨のお土地柄にピッタリな雰囲気です。通りすがりの老若男女が手を合わす姿をかなり見かけました。延命地蔵尊ですから!
街中のちょっと入った場所にあります。
道の傍に祀られています。所々修正された由緒の立て看板もあります。
人馬を弔うための地蔵、観音菩薩との事。かなり傷んでいます。それだけ長年に渡り風雪に耐えてきたという歴史が感じられます。
地蔵の欠損が激しい。戦火で燃えてしまったようだ。
| 名前 |
延命地蔵尊 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 営業時間 |
[金土日月火水木] 24時間営業 |
| 評価 |
3.8 |
| 住所 |
|
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現在庚申塚駅がある場所にあったものを移動したもの。石仏と石塔がいくつか祀られています。区の有形文化財に指定されています。延命地蔵尊は3つ並んでいる石仏の右側のもので座像。江戸時代初期のものとされているそうです。真ん中は地蔵像庚申塔で、今は普通の地蔵像のようですがかつて下に三猿が描かれていた記録があるみたいです。また小石川方面の道標も兼ねていたそうです。左も地蔵像のようですが馬頭観音とされているみたいです。