桜新町で味わう、祥平流のおばんざい。
家庭料理はじめの特徴
桜新町の隠れ家家庭料理はじめでおばんざいを楽しめる。
祥平さん流の新わかめしゃぶしゃぶとあん肝ムースが絶品。
女将の手料理による豊富なメニューで心温まるひとときが味わえる。
【「食堂とだか」から巣立った祥平さんのお店】今や4年?5年?予約の取れない五反田の「食堂とだか」。その店で献身的にサポートしていた山崎祥平さんが独立して桜新町に開業。一度行くチャンスを逃してから、かれこれ半年以上来れず仕舞いで、日頃からお世話になっている食べ仲間からの友人からお誘いいただき初訪問。この日は大雨だったけど、桜新町の駅から徒歩1分の所に位置する店なので助かった。扉を開けると祥平さん。なんだか初訪問な感じのしない空気感。基本はワンオペでカウンター6席のみ使用。たまにテーブル席も使うこともあるとかないとか。ますば「夏野菜のジュレ仕立て」からスタート…海老、枝豆、トマト、焼きとうもろこし、出汁は実山椒のジュレ。…夏らしく少し酸味もあって爽やかに美味しい。「毛蟹」…毛蟹の出汁でとった餡を蟹身にたっぷり掛けてある。…もちろん、なかなか美味しく贅沢な一品。この2品食べただけで彼の作る料理に込める愛情が伝わってきた。「お造り」…マグロ、鯛、ミル貝の3種。…単純に醤油と山葵では食べさせないのが面白い。マグロはニラの卵黄醤油に付けて、鯛はバイマックルと言うハーブで香り付けしていて、お塩で食べると合う。ミル貝は塩でも山葵でもGOOD。「お椀」…スライスされた沢山の椎茸に覆われた下にはどーんと蛤、帆立貝が潜んでいる。出汁は蛤と鶏からとっていてなかなか美味しい。見せ方の工夫と味付けと、色々創意工夫があってさらに好感度アップな料理。もちろん祥平さんの少しおどおどしながらの笑顔もね。「豚とゴーヤサルサ」…おや、タコス料理だ。この料理を出すってことは祥平さんって沖縄県出身だっけ?と思ったら戸高さんと一緒の鹿児島だった。…あっ、なんか、思い出した。そうだった。さてこのタコス料理がこれまたかなり美味い。…これを食べた瞬間に『ん?修行先であった食堂とだかを超えたか?』と思ってしまった…。確かに明らかに戸高さんの料理とは違う方向に行っている。別の店だなと改めて認識し直さないといけないな。次は鹿児島の家庭料理である「豚味噌」と水茄子。おつまみにも良いが、最後の〆のご飯と食べると良い、と言われつつ、そのまま全部食べてしまった。しまった!続いて「冷やしペペロンチーノ」…麺つゆベースはシラス。上に乗る少し甘味と酸味ある生姜もなかなか美味しい。…なるほどこの料理。ユニークだし夏メニューとして定番化にも良いかも。「和牛頬肉」…溶けるくらいに柔らかい和牛頬肉。美味。「甘納豆、チーズ」…ガリガリに焼かれた硬めのバゲットの上に甘納豆とブルーチーズと生ハム。…こ、これは五反田のメニューにあった甘納豆チーズ。でも五反田ではマスカルポーネだったがブルーチーズと少しクセを付けている。…かなり美味しい一品。呪縛がありながらも師匠を超えたか?〆のご飯。蟹を出汁にした味噌汁がつく。ご飯は釜炊きで福島県のお米の「福、笑い」。…少し硬めに炊いたご飯がそのままで美味しい。オカズには「甘く煮た穴子、山葵」。もちろんこれでご飯のお供としては十分に美味しいが、ここからは師匠のとだか方式。次から次へオカズ(麻辣玉子、とろろ)が出てきて、最後は隠していたメニュー「カレー」まで出してきてくれた。…期待を裏切らず、どれも美味しかった。最後のデザートは例の『手作りイチゴ大福』…ではなく「ヨーグルトムース、カシスソース」。うん、ちゃんと美味しかった。値段は師匠の店に比べて2000円引きの12000円で飲み放題(酒の種類によっては追加料金あり)。予約は既に年内は満席だそう。ふーむ、そこは師匠の真似はしなくて良いのに…。でも良かったね、人気店になって。祥平さんの気分次第で一回転目後の22時頃からアラカルト料理提供もする事もあるらしい。ふらっと来ても開いてないかもしれないから確認してから来てみて下さい。なかなかエリア的に僕らは来れないけれど。そう、次はいつ来ることになるのかなぁ〜。
ご友人のお誘いで初訪問。有名店とだかの流れを汲むだけに、今夜も腹パンの向こう側に行ってしまうかと、身構えて。腹パンの向こうにはいきませんでしたが、25年5月時点で飲み物込みで12,000円/人とありえない価格設定、場所が、とはいえ。何よりも食事のクオリティーが凄い。メヒカリのおかき揚げにオリーブペーストを添えたもの、ホタルイカのなめろう、とても美味しゅうございました。それ以外も勿論。既に年内の予約はいっぱいらしく、新規客の予約はどうもとめてるっぽい。行くチャンスに巡り会えたら、是非にでも再訪したいところ。
桜新町の「家庭料理 一」は、優しさとセンスが絶妙に同居する隠れ家。ホタルイカとカブで幕開け、ふわっと軽いメヒカリ唐揚げに思わず笑み。遊び心ある名前の「あなごさん」「いそのかつお」も味は本気で、牛頰肉のとろけ方は感動モノ。蟹餡掛けご飯と炊き込みご飯で満たされ、最後に甘納豆トーストと抹茶シフォンがとどめを刺す。家庭料理の枠を超えた、心と胃袋を鷲掴みにされました。
家庭料理 一(HAJIME)【東京・桜新町】〜 とだか発 祥平さん流旨いもの屋 〜◆出色の一皿に変えて新わかめのしゃぶしゃぶにあん肝のムース合わせや牛ほほ肉とりんごにデミグラスソースの焼き立てミートパイ、カニ出汁のラーメンにカニワンタンやバラ軟骨、豚みそ、煮玉子のトッピングとそりゃ旨いでしょ!の料理が次々と繰り出される辺り、とだかDNAを脈々と感じる。一方で感心させられたのはとだか出身者としてコース中の一皿、二皿くらいはとだかのスペシャリテを出して来そうなものだが、まんまコピーが全く無いこと。強いて言えば甘納豆チーズのオマージュと話しながら供された甘納豆チーズのオープンサンドは有ったが、ベースのアイデアは被るもののチーズはブルーチーズを使い凍らせている生ハムを削って調味の一要素に加えているなど料理そのものも味も全くの別もの。又、店主としてのおもてなしのスタイルも戸高さんの堂に入って場の全てを持っていく陽気なしゃべくりとプレゼンに対し、祥平さんは客にいじられながら場がほのぼの盛り上がる感じで芸風が全く違うのも面白い。直截に旨いものを作るとだかDNAは受け継ぎつつも料理もおもてなしも祥平さんのオリジナリティが光り、そのバランスが微笑ましくかつ好ましい。ワンオペでわずか6席を平日は1回転、土日のみ昼夜の2回転回すのみ、そりゃ予約も取れなくなるよなと納得した初訪問だった。◆今回のお品書き春野菜の揚げ出し カリフラワーのムース ムール貝の餡かけ金目鯛のお椀 里芋 白髪葱 ドライトマト天然真鯛の刺身 柚子 墨塩 菜の花の酢味噌和え新わかめのしゃぶしゃぶ あん肝のムース ポン酢であん肝 酢飯を足してミートパイ(牛ほほ肉 りんご デミグラスソース)穴子の棒寿司目光の揚げ オリーブのペーストとだかオマージュの甘納豆チーズのオープンサンドカニラーメン カニワンタン バラ軟骨 豚みそ 煮玉子土鍋ごはんのおにぎり大根の漬物苺パフェ+飲み放題(夜)12000円/人◆この店の楽しみ方<プロフ>料理歴14年でその半分を食堂とだかで研鑽を積んだ山﨑祥平さんの創作和食の店。2024年10月Open。<注 文>今回注文のコース (飲み放題の)アルコール付きは12000円。ちなみに日本酒の品揃えはとだかより良い。更にちなみにノンアルコール付きのコースは11000円になる。<雰囲気>駅近くのこじんまり小体な店。カウンター6席のみで祥平さんのワンオペになる。
世田谷下町で味わうおばんざい。
料理はすべておかあさん(女将さん)の手料理。数多いメニューは家庭料理が中心で愛情たっぷり。焼酎の種類が豊富、おとうさん(マスター)にお願いして美味しい日本酒もいただけます。気さくな雰囲気で常連客、女性が多いのが特徴。
| 名前 |
家庭料理はじめ |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
070-9049-4727 |
| 営業時間 |
[土月火水木金] 18:00~0:00 |
| HP | |
| 評価 |
4.5 |
| 住所 |
|
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「食堂とだか」の頃からお世話になっている、しょうへい君が独立したとのことで初訪問。とたがの頃から、しょうへい君はお客様にとにかく優しく丁寧で大人気。人柄の良さが見るからに滲み出ています。お料理はリーズナブルでどれも美味しい!!オープンしたばかりで既に人気店!!これから、もっともっと人気になること間違いないでしょう。新天地でも頑張ってくださいね!応援しています。楽しい時間をありがとうございました。