いわな坂の石段で時を忘れる。
御所台地蔵尊の特徴
急峻な階段を上ると、静けさに包まれる地蔵堂が出迎えてくれます。
御所台の井戸の向かいに、ひときわ目立つお地蔵さまが鎮座しています。
時が止まった場所と称される、特別な雰囲気を感じられるスポットです。
急峻な階段の上にある地蔵堂。境内には周辺近隣から、集めてこられたであろう庚申塔などが纏まっていた。簡素な堂宇は最近になって新築された感じだったが昔は拝殿があったらしい。
時が止まった場所。階段に座って一服。
いわな坂を登ってゆくと、御所台の井戸の向かい側に一体のお地蔵さまが案内するかのような石段があります。石段下のお地蔵さまは、元禄10(1697)年建立の三猿庚申塔でした。石段を登り詰めた境内には、御所台の地蔵堂とその周囲に、貞亨3(1683)年の庚申供養塔、元禄8(1695)年の青面金剛庚申塔、宝永8(1711)年の奉納庚申供養塔、盛徳6(1716)年の聖観音、文字馬頭観世音塔、昭和25年の文字文字拝殿前地福石などなどの多くの石塔が集められていました。山の中にあるため、長年の風雨により、劣化や苔などが生えてしまってはいましが、地蔵堂にお賽銭箱や、願いを込めた絵馬が掛けられているなど、全ての石塔には、御神酒とお供え物があり、地元に愛されている感じがする、昔は礼拝堂があったかもしれない雰囲気のある空間でした。昔の人々は、難所とされていたいわな坂を登りながら、御所台の井戸から水を汲み、御所台の地蔵尊で一休みしていたのかもしれませんね。
| 名前 |
御所台地蔵尊 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 評価 |
3.5 |
| 住所 |
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周辺のオススメ
御所台の井戸から道路を少し下った右側に有る。登りづらい階段だ。中央の地蔵さんは新しい。周りの地蔵は十分古すぎて、何の地蔵かわからない。下りる時は細心の注意が必要だ。45度近い狭く小さい階段を踏み外すと、死ぬかも。