九品往生の阿弥陀様、心豊かに!
浄真寺(九品仏)三仏堂(下品堂)の特徴
阿弥陀如来下品堂には三躯の仏像が祀られています。
平成二十六年からの大修繕により、仏様を大切に守っています。
九品往生の思想に基づく、深い信仰と歴史があります。
近くのベーカリーに友人と伺った後、天気も良いので向かいのお寺を散策。存在は知ってたのだけど中まで入ったことがなく。思いの外境内は広く、立派な仁王門や御本尊、何よりお庭の紅葉が見事でした。京都にでも来ているのかと思うほど。12月の中旬でこんな紅葉狩りが楽しめて、得した気分になれました。
平成二十六年(2014)より一躰ずつ、計十躰の修繕を公益財団法人「美術院」国宝修理所に遷座し二十年以上に亘る大修繕を実施されており、しばらくは九躰そろった仏様を拝むことができません。下品の阿弥陀如来様の印相は来迎印を結んでいます。
『観無量寿経』に説く九品往生の思想に基づくものである。極楽往生の仕方には、信仰の篤い者から極悪人まで9通りの段階があるとされ、「上品上生」から始まって「上品中生」「上品下生」「中品上生」「中品中生」「中品下生」「下品上生」「下品中生」「下品下生」に至る。浄真寺の九品仏の場合、阿弥陀如来の印相の内、定印を「上生印」、説法印を「中生印」、来迎印を「下生印」とし、親指と人差し指(中指、薬指)を接するものをそれぞれ「上品」「中品」「下品」に充てる。なお、九品往生を9通りの印相で表す教義的根拠は明確でなく、日本において近世になってから考え出されたもののようである。この仏堂は「下品上生」「下品中生」「下品下生」を祀ったお堂で仏像は東京都指定文化財です。
手の形を真似てみてください!
| 名前 |
浄真寺(九品仏)三仏堂(下品堂) |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 評価 |
4.1 |
| 住所 |
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下品(げぼん)の阿弥陀如来下品上生(げぼんじょうしょう)下品中生(げぼんちゅうじょう)下品下生(げぼんげしょう)以上の三躯を祀る堂宇。