心癒される松殿山荘の美。
松殿山荘の特徴
松殿山荘は高谷宗範による歴史ある茶道道場です。
大正から昭和初期に建てられた重文の美しさが際立っています。
年に2回のみ公開される貴重な体験が楽しめます。
大正から昭和はじめにつくられた、重文の建物もお庭も素晴らしいもの。見学の機会をもらえて良かった。
見るもの内容豊富で心癒やされた。
7年ほど前に機会あって訪れました。詳細はわかりませんが、茶道道場のために造った建築物および庭園だそうで、大阪の弁護士であった高谷宗範が土地を取得して自らの設計により1918年(大正7年)に茶道道場「松殿山荘」を建設したそうです。期間限定公開のみなのでかえって希少価値があるのかもしれませんね。沢山の建物がありますが、庭園とのコラボは見事でした。小生は天五楼棟の突出した展望台が印象に残っています。特筆はNHK連続テレビ小説「朝が来た」の家の玄関にこの山荘の玄関が使われている事です!
年に2回のみ事前予約公開される施設です。が、大正時代に作られたこの山荘は、お茶に興味のある人にも、京都の庭園風景写真が好きな人にも、いつ訪れても面白いです。建築物やお庭の詳細なところまで色々入っていて、訪れるたびに新しい発見があります。多少、当時の池に水が入ったときにはどういう風景だったんだろうな~のような考え事もしますが、今現在でも大変綺麗です。写真は2016年撮影。
| 名前 |
松殿山荘 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0774-31-8043 |
| HP | |
| 評価 |
4.7 |
| 住所 |
|
周辺のオススメ
松殿山荘(しょうでんさんそう)は、京都府宇治市木幡南山にあり、山荘流茶道の流祖・元中津藩の儒者の高谷宗範(たかや そうはん)が茶道道場のために造った建築物および庭園です。平安時代末期の関白・藤原基房の別業である「松殿」(まつどの)跡地とされています。敷地内には宇治陵三十があります。建坪は千坪(約3300平方メートル)。現在は大書院や奈良・京都市内の山並みが見渡せる眺望閣など近代和風建築が建ち、茶室が17席ある敷地内は、宗範の山荘流茶道における基本理念である「方円思想」に貫かれており、方と円を組み合わせた造形が随所に見られます。アクセスは、JR西日本奈良線の木幡駅、または京阪電気鉄道宇治線の木幡駅を下車。