昭和4年築の三吉橋、絶景スポット!
三吉橋の特徴
首都高トライアル1のスタート地点として知られる橋です。
中央区役所の近くで見られる魅力的な三叉の橋です。
入船橋側からの眺めには素晴らしい風景が広がっています。
高速道路の上にかかる三叉の橋で、レトロな雰囲気があります。
中央区役所の前にあるとても貴重な橋を見学。ここは、かつて三島由紀夫がその風景を橋づくしという作品に残した橋です。夜の橋の様子を見に行きたくなる内容です。四人は東銀座の一丁目と二丁目の境のところで、四通りをほ囲った。ビル街に、街灯のあかりだけが、規則正しく水を撒いたように降っている。月光はその細い通りでは、ビルの影に覆われている。程なく四人の渡るべき最初の橋、三吉橋がゆくてに高まって見えた。それは三叉の川筋に架せられた珍しい三叉の橋で向う岸の角には中央区役所の陰気なビルがうずくまり時計台の文字板がしらじらと冴えて、とんちんかんな時刻をさし示している。橋の欄干は低く、その三叉の中央の三用形を形づくる三つの角に、おのおの古雅な鈴蘭灯が立っている。鈴蘭灯のひとつひとつが、四つの灯火を吊るしているのに、その凡てが燈っているわけではない。月に照らされて灯っていない灯の丸い磨硝子の覆いがまっ白に見える。そして対のまわりには、おまたの羽虫が音もなく誰がっている。川水は月のために耰されている。この橋は、築地川の屈曲した地点に、潤川と結ぶ水路(楓川・築地川連絡運河)が開削され、川が三又の形となった所に、関東大震災後の復興計画の一環として、昭和4年12月に三又の橋が架けられました。ここに川が存在し、人々の暮らしも川を中心に営まれ、川筋を酒荷の船などが通った情緒ある風景も、今は埋立てられ高速道路と化し、陸橋となりました。区では、平成4・5年にわたり、高欄には水辺に映える木立らの姿を採り入れ、照明は架設した当時の鈴蘭燈に、又一時期高速道路のランプとなり一部撤去された歩道も復元し、古き風情を感じさせるデザインで修景しました。平成5年8月 東京都中央区。
三吉橋は、築地川の屈曲した地点に関東大震災後の復興計画の一環として、昭和4年12月に架けられました。当時の地図を見ると三叉の橋だったことが分かります。今は川は埋立てられて高速道路となり、橋は陸橋となりました。
首都高トライアル1のスタート地点です。
中央区役所前にある三叉の橋です。三方に蘭干があります。交差点の部分は信号が無く、お互い譲り合って通行するようです。
この屋根の下は、首都高です。
入り組んだ橋。近くに歴史の書かれた石碑があるので見てから眺めるのがオススメです。
怪談「築地の川獺」
入船橋側を見下ろすと、すごくいい感じの風景です。昔は川(運河?)があったこの橋ですが、江戸・東京の道路工事の歴史が垣間見られます。使われやなくなった側道の哀愁もよい。
| 名前 |
三吉橋 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
03-3531-1155 |
| 営業時間 |
[日月火水木金土] 24時間営業 |
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
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昭和4(1929)年12月竣功。みよしばし∶三又になっており、独特の形をしている。