武田信玄の旗と出会う。
雲峰寺の特徴
日本最古の日の丸の御旗が展示されている寺院です。
樹齢700年の桜の老木が出迎える荘厳な雰囲気を醸し出します。
孫子の旗(風林火山)が保管されており、訪れる価値があります。
雲峰寺は745年、名僧・行基による開山と伝えられ、甲府の鬼門の方角に位置することから室町時代は武田氏の祈願所の役割を果たしました。武田氏滅亡の際は、重代の家宝である御旗が雲峰寺に運ばれ、現在も宝物館に保管されています。現存する日本最古の日の丸の旗との説もあるようです。御旗は元をたどると、前九年の役で源頼義公が陸奥国の安倍氏を討伐する際に、後冷泉天皇から楯無の鎧と共に下賜された旗です。その前九年の役で活躍したのが頼義公の三男・新羅三郎義光公(武田氏の先祖)で、御旗はその褒美として頼義公から義光公の手に渡ります。それ以降、御旗と楯無の鎧は武田氏の家宝として大事にされることになりました。雲峰寺までのアクセスは、塩山駅からバスが出ており、終点の大菩薩峠登山口バス停から歩いて10分程です。車であれば近くの登山者用の無料駐車場に停めることができます。境内まで長い石階段を登るため注意が必要です。当日は3月の季節外れの雪がかなり残っており、特に降りが難儀でした。境内は民家が隣接していることもあり整備されていますが、当日はお寺の人を含めて誰もいませんでした。肝心の宝物館も、前情報では月曜日休館で、宝物館前の掲示もそのように書いてありましたが、私が訪れた日曜日でも休館でした。入口に貼られた「休館中」という紙がかなり劣化しているので、恐らく長い間ずっと休館中だと思われます。以前はあったホームページも閉鎖されており、今後が非常に心配です。
雲峰寺(うんぽうじ)は、745年(天平17年)、行基によって開かれたと伝えられる。 寺伝によると・・・ この地で行基が修行していた際、霊雲が瞬き、大地を震わせ、高さ15mの大石が真二つに割れ、その裂け目から萩の大樹が生え、十一面観音が出現。 行基は、萩の樹で十一面観音を彫って安置したのだという。 天文年間(1532-1554)に焼失するが、武田信虎・武田晴信(信玄)の支援により再興され、1558年(永禄元年)、信玄は武運長久を祈願。 現在の本堂・庫裏・書院・仁王門はこの時期の建立と考えられ、重要文化財に指定されている。 臨済宗妙心寺派。 山号は裂石山(さけいしざん)。かなりの階段を登って行くので足が弱い方は階段の先にある坂道から行くのが良いでしょう。境内にある峰のサクラは樹齢700年以上ともいわれており、国の天然記念物に指定されています。また、宝物館には日本最古とされる日の丸の旗など、武田家ゆかりの品々が保存されています。
雲峰寺(うんぽうじ)は、臨済宗妙心寺派のお寺です。天平17年(745)、行基菩薩(奈良時代の高僧)が当地で荒行をしていたところ、雷により高さ15mの大岩が2つに割れました。岩の割れ目から萩の大樹が生えました。行基は萩の木に十一面観音像を彫刻し、庵に納め雲峰寺が創建されました。本堂、仁王門は、室町時代(AD1336–AD1573)後期に建立されました。庫裏は、江戸時代(AD1603–AD1868)前期、書院は、江戸時代中期の1716年に建立されました。これらは、国の重要文化財に指定されています。
風林火山の旗や日本最古の日の丸がみれて感動。博物館は閉まっていることが多いみたいだが、入り口の横にあるインターホンを鳴らして御朱印をもらう際、住職さんに中を見たいとお願いしたら快く開けてくれました。庭には桜の巨木があり、あいにくまだ咲いてなかったが満開時に改めて訪れたい。
初めて訪れた所です。杉木立に囲まれ境内は森閑として何故か気持ちが落ち着く佇まいでした。
天平十七(西暦745)年、行基に依り開創と云う古刹で武田勝頼の家臣から奉納された「日の丸の御旗」「孫子の旗(信玄公の軍旗)(風林火山の旗)」「諏訪神号旗(信玄公御心旗)」「馬標旗(信玄公馬前の標識)」等々が宝物殿に収蔵展示され武田一族の思いを感じ取ることが出来ます。また、甲斐百八霊場第十一番、甲斐国三十三観音霊場:第十六番「札所本尊、十一面観世音菩薩(行基作)」を営まれ、毎年八月一日(午前中のみ)にご本尊様のご開帳が行われます。御朱印は「十一面観世音菩薩」では無く「南無仏(南無観世音菩薩をあらわすのでしょうか)」です。さらに、本堂の屋根は美しい檜皮葺きです。(原皮は境内の寺林から調達)また、参道の石段は急傾斜で苔むし前後左右凸凹ですご注意下さい。庫裡の姿は臨済宗妙心寺派の特徴をそのままに伊達家菩提寺「松島青龍山瑞巌円福善寺(瑞巌寺)」の庫裡と同じ雰囲気です。
塩山からバスで来ました。山門の前の階段はかなり急で、苔が生えているのでちょっと怖かった。静かで良い所です。
裂石山雲峰寺は日本最古の「日の丸の御旗」、孫子の旗(風林火山)「疾如風 徐如林 侵掠如火 不動如山」など凄い宝物があります。
裂石山 雲峰寺(さけいしざんうんぽうじ)2021/08/19198段の石段を上り切ったところに本堂と樹齢700年と言われる桜の老木がある。 武田家代々の祈願寺として崇拝されていたお寺。 で、突然想い出したと言うか、山梨県=甲斐の国。 甲斐の国=武田か!!と。 東京都から突然山梨県へ来てしまったので、自分の頭の中の地図がアップデートされていなかったwwwお寺の宝物殿には武田家ゆかりの「風林火山の旗」や日本最古といわれる「日の丸の御旗」があるらしいが、拝観時間ではなかった為に見る事はできなかった。 個人的には桜の花を見てみたいなぁ。
| 名前 |
雲峰寺 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 電話番号 |
0553-33-3172 |
| 営業時間 |
[金土日火水木] 9:00~17:00 |
| 評価 |
3.8 |
| 住所 |
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古い石段を登ると本堂があります。川の音が心地よい静かな境内でした。