北向観音堂と神秘の多宝塔。
常楽寺石造多宝塔の特徴
約750年前に作られた国指定重要文化財で、全国でも珍しい石造多宝塔です。
幻想的な雰囲気が漂う森林の中に位置し、苔生した美しい景観を楽しめます。
タイミングが合えば北向観音の護り寺としての風情や関連する美術品も見学可能です。
此処は北向観音堂の御本尊「千手観世音菩薩」の霊像が出現した場所だそうです。国の重要文化財に指定されている「石造多宝塔」は、高さ2m85cmの安山岩で出来ています。
寺伝によれば、平安時代初期の天長2年(825年)、「七久里の里」と呼ばれていた別所温泉に観音菩薩が出現し、その霊地に菩薩を安置するため、円仁(慈覚大師)が開創したと伝えられています。本堂は、寄棟造、茅葺の建物です。正面中央に唐破風の向拝を付けています。間口が10間(約18m)あり長野県の江戸中期の天台宗本堂としては大型の建物です。資料から享保十年(1732年)の建立と考えられています。本堂裏手の杉木立ちのなかにある高さ274cmの苔むした石塔、石造多宝塔は、「信州の学海」全盛期の弘長2年(1262年)の銘があり、国の重要文化財に指定されています。重要文化財になっている石造多宝塔はこの塔と滋賀県の小菩提寺の2基だけです。更にこの塔は、笠や裳階(もこし)が鎌倉時代の多宝塔の典型を示しており、全国的に見ても大変貴重な遺例であります。
全国的にも珍しい石造りの宝塔です。鎌倉時代に作られたと言われています。常楽寺の本堂の脇を通り山手に入って行くと巨木に囲まれた森があります。森の中に広場があり石塔が並べられており、その最奥に宝塔が鎮座しています。苔むした静かな空間に石造多層塔に左右を固められておかれている様は、時間の概念を超越するような神聖な気持ちを思い起こさせてくれます。
2021/3常楽寺石造多宝塔森林の中で苔生した石造多宝塔や石造多層塔を見ると何とも言えない神秘的な気分。アレだね、ラ◯ュタの苔生したロボット兵を思い出させるような…ノスタルジックな感じでもある。
神秘的で幻想的。空気が清らかで澄んでいる感じ。
不思議な形をした石の置物。厳かな雰囲気で落ち着きます。
心清らかな。そして神秘的な場所です。何でしょうかね。パワースポットととはまた違った、何か...心が洗礼されたような体験をした。そんな時間を忘れるような場所に柵に囲まれた石造多宝搭は歴史の重さを感じました。
石造多宝塔は全国で2基でここにあるので見てきました。
石造多宝塔は全国で2基のみ、との事。この地は北向観音が出現した場所と説明がありました。左右に並ぶ石塔が何とも雰囲気が良い。この場所だけ明らかに空気が違います。ここも人の居ない時間に、しばらく佇んでいたい場所。別所温泉の中ではここが一番好き。
| 名前 |
常楽寺石造多宝塔 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0268-37-1234 |
| 営業時間 |
[土日月火水木金] 24時間営業 |
| 評価 |
4.1 |
| 住所 |
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ここから北向観音が出現されたとされています。大事なのは発見ではなく出現とされていることです。