増田の街で体感する、昭和の木造三階建。
旧石田理吉家の特徴
明治14年に建てられた内蔵が魅力的です。
昭和12年に完成した和洋折衷の住居技術が見事です。
まちなみ保存に力を入れた横手市増田町の観光スポットです。
酒造業と病院を営んできた旧石田理吉家の昭和初期の木造三階建住居と明治初期の土蔵(内蔵)が見学できます。説明員の方が詳しく・わかりやすく説明いただけるので、増田で最初の見学場所としてお勧めです。当時珍しかった三階木造建築と風格ある土蔵、ともに驚くほど贅が尽くされており、今でも美しい建築・内装を見ることができます。
余りに豪華で引いてしまった(笑)黒柿をはじめ様々な国内外の銘木や巨木をふんだんに使用した三階建ての木造建築。意匠やデザインも細部までこだわって作り込まれておりただただ圧倒される。こんな家をポンと寄贈出来るのも凄い…。
増田の街並みの中では唯一の3階建てで印象的です。中に入ってみると3階建ての部分は前面の1棟分だけで、奧にはかつて病院だったモルタルの建物が残っていました。贅沢な造りの3階建て部分には此処彼処に黒柿の材が使われかつての栄華が伺えました。
1937年に建てられた、木造3階建ての邸宅。3階の大広間と土蔵は必見。かつて商業の町として繁栄した増田の名残を感じさせる。
横手市増田には、表通りに面した細長い敷地に建てられた、主屋と蔵が一体になった特徴的な商家の跡がずらりと軒を連ねています。蔵は家財を保全する倉庫であり、家族の生活空間でもあります。一方の主屋は商売と接客の場となります。そして増田にあって一際高さがあって目を引く主屋が、こちら旧石田理吉家になります。一九三七年築の木造三階建で、増田の町並を見わたせます。石田家は造り酒屋として財を成し、後に医業に転じたそうで、商家の軒先らしからぬたたずまいはそのためと推測されます。蔵のほうは増田の伝統的な様式を踏襲していて、いずれも見ごたえ十分です。
とても癒されます。こんなお屋敷で暮らしてみたい。所々に名家の品格を感じる事ができました。ご説明もわかりやすく楽しい時間でした。
この旧家には明治14年に建てられた内蔵があります。140年経たとは思えないような見事な座敷蔵と二階は婚礼に使用されたという30セットづつの塗や九谷焼の器類が往時の栄華を忍ばせます。隣接する木造3階建ての客室も今では手に入らない黒柿の柱や欄間の意匠が施された家全体が芸術作品です。昭和12年、築85年のこの建物は後世までぜひ残したいと強く思いました。
増田町が観光地になっていてびっくりしました。母の実家に近く昔から知ってる為。たまたまお墓参りで寄っただけに・・・。この旧石田理吉家は、木造三階建で珍しかったので入館しました。ガイドさんがいて事細かく説明して下さり、内蔵と言う物があった事も知り昔の時代は今に比べて職人さんの腕の良さが伝わって来ました。もう一度ゆっくり内蔵が見たいです。
是非ガイドさんをお願いして損はありません。木造の三階部分は後から建て増したそうです。それは、お客様と一緒にあるものを眺めるためだとか。贅沢ですね。思わず中の写真を撮るのを忘れてしまうくらい、ガイドさんの説明が良くて聞き入ってしまいました。特に、南国育ちの私は屋根の雪かきの話が一番面白かった。あの奥に長い何十メートルもある屋根の雪を屋根の横にそのまま落とすのではなくて、わざわざ縦に落とすのは、本当に大変だと思います。また、蔵の二階まで見せて頂けるのは珍しく、まるで大理石の様に磨かれた漆喰や太い梁を直近に見ることができます。この横手市増田地区は、財をなしたお宅が多く、間口の割に奥行きが物凄くて100メートル位ある家ばかり。その中でもここはお勧めの一つです。
| 名前 |
旧石田理吉家 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 電話番号 |
0182-45-5588 |
| 評価 |
4.6 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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昭和初期には珍しい3階建の木造の家。増田の花火が、よく見えるように3階建てになったとか。元医師の家で、高価な黒柿をはじめ、様々な銘木使われています。あちこちに趣向の凝らした造り。和室の他、洋室も素敵です。受付にいらした方に、詳しく案内していただけました。ありがとうございました。