増田の川と内蔵、味わい深い。
梨ノ木塚遺跡の特徴
橋の近くにあり、古代の歴史を感じることができる遺跡です。
増田町の内蔵と共に訪れる価値があります。
川の流れを感じながら、歴史散策が楽しめる場所です。
増田と言えば「内蔵」がどうしても有名ですが、栄えた理由の1つとして川があったことが挙げられます。そして、こうした川は「ムラ」を形成するにあたる1つの要素であり、ここ梨ノ木塚遺跡は縄文時代や古代に「ムラ」があったとされる場所でありました。昭和37年(1962年)に秋田県文化財分布調査で発見された遺跡で、縄文時代の竪穴式住居や土壙墓、古代の遺物など多数発見された。発掘されたものから、この遺跡は縄文時代前・中期を経て、晩期終末までと、古代から中世にかけて人間の生活舞台であったとされております。
| 名前 |
梨ノ木塚遺跡 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
4.5 |
| 住所 |
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2021年10月23日に訪れました。縄文時代前期から中期、後期から晩期の竪穴式住居跡です。特徴的なのは、晩期の土壙墓50基、深鉢型土器を埋設した埋甕54基が出土したことです。これだけ多数出土した遺跡は、その当時、余り知られていませんでした。土器棺墓による葬送儀礼を考える上で、大切な遺跡となりました。