願いを込めて、夜空に舞う紙風船。
上檜木内神社の特徴
秋田県仙北市の伝統行事紙風船上げが魅力的です。
紙風船館隣の広場で、心温まる雰囲気が感じられます。
ここで巡り合わせに感謝し、特別な時間を過ごせます。
ここに来れた巡り合わせに感謝の手を合わせたい。
| 名前 |
上檜木内神社 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0187-53-2376 |
| HP |
http://akita-jinjacho.sakura.ne.jp/tatsujin_etc/kennsaku/senboku/16_kamihinokinai.html |
| 評価 |
5.0 |
| 住所 |
|
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秋田魁新報伝統絶やすまい 紙風船、願い込め夜空に舞う会員向け記事2022年2月10日 掲載秋田県仙北市西木町上桧木内の伝統行事「紙風船上げ」が10日夜、市紙風船館隣の広場で行われた。観光行事としては中止したが、伝統を絶やすまいと地元の7集落が五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を願って12個の紙風船を上げた。午後6時からの神事で地域の安全や疫病退散を祈願。続いて、各集落が和紙を貼り合わせた高さ約6メートルの紙風船に熱風を送り膨らませて準備。最下部に取り付けた布玉に点火すると、七福神や虎が描かれた紙風船が夜空に向かってゆっくりと上昇していった。空を舞う紙風船を見上げていた宮田集落の山田輝穂代表(66)は「地域の子どもたちが部活動などで活躍するよう願いを込めた。紙風船の作り手が少なくなっている中、どうやって継続できるかも考えていかなければいけない」と語った。紙風船上げは、江戸時代の科学者・平賀源内が銅山の技術指導に訪れた際、熱気球の原理を応用した遊びとして伝えたともいわれる。例年は上桧木内紙風船上げ保存委員会(阿部明雄会長)が主催し、数多くの観光客が訪れるが、新型コロナの影響で観光行事としての実施は2年連続で中止。今年は委員会が呼び掛け、地元の人のみで伝統行事として行った。阿部会長は「伝統を絶やすことなく、地域が心を一つにして打ち上げた。来年こそは通常通りやりたいが、それがかなわなくても少数でもいいので上げ続けたい」と話した。