無限地獄越えの八葉塔。
八葉塔の特徴
八葉塔の裏には神秘的な裏仏が存在し、訪れる価値があります。
地蔵尊の巨大な石像が鎮座し、荘厳な雰囲気を醸し出しています。
転がる石に人の名前が書かれ、訪問者の心を打つ光景です。
『八葉塔』初めて聞く言葉です。調べてみますと。『恐山』の有る場所は『宇曽利山湖』の湖畔に広がり、周囲を八つの山峰が取り囲んでいます。此れを『八葉』に見立てた説。お釈迦様の逸話に『どんなに澱んだ水の中にも。蓮の花は凛として咲く』 そこから崇高な花=『八葉蓮華』が用いられます。又『インド』の国花が蓮の花です。『芥川龍之介・蜘蛛の糸』でもお釈迦様が『蓮池』の畔を歩いていて『地獄』の中の『カンダタ』を見つけ、生前只一度『蜘蛛』を踏みつぶさずに見逃した善行から天国へと通じる『蜘蛛の糸』を垂らします。その『蜘蛛の糸』も『蓮の花』に掛かっていました。多くの仏像は『蓮の花』の上に座しており『蓮華座』と云います。意外と『蓮の花』と仏教の繋がりは深いんですね。以前は『納骨堂』が建っていたそうですが現在は『お地蔵様』が『宇曽利山湖』=『極楽浄土』の方向を見守っています。でもむやみにお賽銭を置かない方が良いかな。
無限地獄を越えて、奥まった場所に鎮座されておられます。まわりは静寂につつまれていて不思議な感覚を得られます。
ここまで行くのは結構大変でしたよ八葉塔の裏に裏仏があるそうです。石碑がありみつけられませんでしたが、石碑の後ろに埋まってるのかも。
横から見るとなんか泣いてる様に見えませんか?蕪島じゃ無いけど周りを3周回ったら御利益ありそうな気がします。
周辺の写真を掲載しました。
岩場の奥、開けた所に鎮座しています。宇曽利山湖・極楽浜に向かって座り、世界を見守っています。
霊場恐山のスーパースター、地蔵尊の巨大な石像です。恐山のなかでもひときわ噴気と硫黄にみちた場所のど真ん中にそびえるパワースポットです。近くまで行ってみると特によくわかる。なんとも頼もしい地蔵様です。途中の歩道が大雨などでかなりグタグタになっていますが、見通しの良い岩石ベースの荒れ地なので迷うことはないでしょう。
仏像の足元に転がる石、一個ずつに人の名前が書いてある。みんな、いろいろある。
真っ青な空に龍雲が現れました!奇跡の写真!
| 名前 |
八葉塔 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
4.4 |
| 住所 |
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2013年4月に訪れました。