大徳寺塔頭の深い思索。
黄梅院の特徴
大徳寺黄梅院は広大な敷地を持つ寺院で、美しい庭園が自慢です。
秋限定の特別公開があり、通常は非公開なため貴重な体験ができます。
境内には趣深い本堂前の枯山水庭園があり、訪れる価値十分です。
大徳寺の塔頭寺院の1つ。春と秋の特別公開しか拝観できないため、今回の訪問は貴重だった。2025年の秋は紅葉が少し早く始まったこともあり、色あせて敷紅葉になっていた。書院に自休軒と名付けられているようで、自ら休むことで物事が開き進むことがあるという意味らしく、慌ただしい現代社会には教訓になることだなぁと感銘を受けた。
大徳寺初参拝で、寄らせていただいた唯一の塔頭です。新幹線の時間があるので、他は又次の機会に、と思いました。何しろ観るべき塔頭があまりにも多いのがここ大徳寺。期間限定で公開される寺院も多いので、それは情報を確認しつつ訪れる必要がありそうです。ひとまずここ黄梅院は常時公開で、信長・秀吉・小早川隆景そして千利休など名だたる戦国のビッグネームがその造営・作庭に携わった塔頭で、訪れるべき筆頭に挙げられるべきとの情報でしたので、他の公開塔頭に比し些か高額の拝観料を払い観せていただきました。噂に違わず、その落ち着いた佇まいは流石です。醍醐寺や仁和寺などの広い華やかな庭園に比べれば、こじんまりとしつつも直中庭などの落ち着いた雰囲気の庭に癒されます。方丈も暗く静かで、侘びを感じられる。時間があればそんな空間でゆっくりと呆けることが出来るのですが、いかんせん現実の時間が迫ってきています。本日はこれで失礼いたします。
猛暑の8月に訪れました。庭はとても良く手入れされており、苔は活き活きしていました。紅葉の時期にはさぞかし鮮やかになるのではと。草木の庭だけでなく、枯山水もまた立派です。観光スポットが激混みする中で、静かに落ち着いて過ごせます。
黄梅院の庭園は、ただ鑑賞するためのものではなく、禅の教えや精神のあり方を体感する「道場」としての側面を持ち、見る者に深い思索の時間を与えます。方丈北庭に広がる枯山水庭園は、室町末期から桃山時代にかけて作庭されたとされ、現在もほぼ当時の姿をとどめているといわれます。庭の構成はきわめて簡素で、広く敷かれた白砂の上に大小さまざまな石が点在し、それぞれが意味を持って配置されています。この庭の最大の魅力は、「余白」にこそ価値を見出す日本独自の美意識が貫かれている点です。広大な白砂の空間は、単なる「空白」ではなく、「無限の空間」や「心の広がり」を象徴しています。
2023年3月4日に参拝しました。3月なので梅を見に行こうと名前に梅が入っているので参拝しましたが、梅はありませんでした(名称の由来は中国のお寺のようですね)。目的が変更になりましたが、千利休作の「直中庭」をはじめ、「破頭庭」「作佛庭」「開坐庭」などを見ることができました。織田信長が「黄梅庵」建立し、その後、豊臣秀吉が徐々に増築するなどして、今の黄梅院になったとのこと。多くのお庭を鑑賞することができ、受付から玄関までの通路も庭のようになっており、その先の書院へ行く際にも渡り廊下から庭を楽しむことができるなど、見所がたくさんありました。ただ3月は写真のように少し寂しいので、新緑か紅葉の時期の拝観をオススメします。
大徳寺は沢山の塔頭が並び、とても好きな場所です。黄梅院は秋の特別拝観で今回初めて訪れました。表門を入ると前庭があり、苔と紅葉が美しく庫裡の白色にとても映えていました。更に唐門をくぐると拝観受付があり、そこから先は撮影禁止になります。少し進むと入口があり、靴を脱いで入ります。直ぐに冷暖房完備の休憩所があり、そこから回廊が伸びています。回廊に沿って四方から庭を眺める事が出来ます。こちらの直中庭は豊臣秀吉の要請を受けて、千利休が作ったとされています。前庭とは違った美しさで、夢の中の様な感じのお庭です。庭の中央には瓢箪型の池(秀吉の馬印)、苔の上には不動三尊石、紅葉がとても美しいお庭です。他にも枯山水庭園の破頭庭、坪庭や露地風の庭等を観ることが出来ます。お庭にも感動しましたが、ご住職が書かれる御朱印は人それぞれにご住職がお言葉を書いて下さり、その意味まで説明下さることに感動しました。ご住職がいらっしゃる時に頂けるとの事でした。各所にお庭を説明して下さる方々もいらして、びっくりしました。前庭だけで帰られる方もお見かけしましたが、拝観料を払ってももう一度みたいと思えるお寺でした。訪れたのは2024年12月3日です。
大徳寺の塔頭の一つ。特別公開があり、行ってきました。中は広々としていて、かなり大きな枯山水があり見応えあります。中で抹茶と茶菓子をいただける場所もありますので、庭を見ながら休憩もできます。そちらは抹茶と昆布茶と阿闍梨餅で1,000円でした。受付後は写真撮影不可ですので注意です。とにかくお庭が広く、それぞれの場所で案内いただけるかだもいらっしゃるので、あまり大徳寺のことをご存知ない方にもオススメです!
大徳寺の塔頭寺院の一つ。とにかく見事な枯山水庭園。静寂な時間だけが流れ、一日中滞在できます。庭園を眺めながら様々な思いを巡らすのも良し、邪念を払い心を空っぽにするのも良し。
臨済宗大徳寺派大本山大徳寺の塔頭寺院のひとつ。織田信長が父信秀を追善供養するために創建。幸運なことに、特別公開で拝観できました。本堂(客殿、重要文化財) - 天正16年(1588年)に小早川隆景の援助により建立された本瓦葺・入母屋造の建物。禅宗特有の方丈建築で、内部の襖絵(重要文化財)は雪舟の画風を継承した毛利家御用絵師である雲谷等顔の作。室中の「竹林七賢図」や檀那の間の「西湖図」など44面が残る。本堂の前庭にあたる簡素な枯山水庭園で、天正年間(1573年 - 1592年)に作られたといわれる庭園「破頭庭(はとうてい)」や千利休62歳の時に作られたと伝える苔一面の池泉回遊式庭園である直中庭(じきちゅうてい)」など見所満載。なかでも、茶室「昨夢軒(さくむけん)」 - 千利休の師・武野紹鴎好みと伝わる4畳半の茶室。書院「自休軒」に組み込まれているが元は独立した建物で境内東南側にあり、書院建立時に移築されたという。
| 名前 |
黄梅院 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
075-492-4539 |
| 営業時間 |
[金土日月火水木] 10:00~16:00 |
| HP | |
| 評価 |
4.5 |
| 住所 |
|
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黄梅院は大徳寺の塔頭寺院のうちのひとつで、16世紀に尾張国(現・愛知県北西部)の戦国大名であった織田信長が父・織田信秀の菩提を弔うため建立した黄梅庵を後に寺院として整えたものらしい。実際に寺院として整えられたのは信長の家臣であり、かれの後継者として天下人になった豊臣秀吉の時代で、小早川隆景, 加藤清正ら当時の大名格の武士たちの寄進により成立したそうだ。黄梅院は本堂を中心として西に書院「自休軒」、東に庫裡(炊事施設)が並び、茶人千利休らの手によるものと伝わる庭など四方に庭を巡らし、方丈や後世に設けられた茶室なども合わさり、これだけで完結した施設となっている。禅寺らしく閑静な佇まいではあるが天下人の発案による寺院らしく随所に遊び心を巡らした豪壮な作りになっており、大変面白い。私の訪ねた秋には紅葉が大変美しく、緑と紅と空の青みとの織り成す光景が見事でもあった。釘隠しや空池に豊臣秀吉の紋や旗印であった瓢が使われるなど、気づくと面白い仕掛けもあるので、黄梅院を訪ねた際には探してみるとよいかもしれない。