ジョサイア・コンドル設計の贅沢な歴史。
旧岩崎邸庭園の特徴
ガイドツアーが無料で、所要時間は約45分とのことです。
三菱の旧邸として、重要文化財に指定されている建物です。
1896年に建造された洋風建築、精緻な作りが魅力です。
最寄駅は湯島駅上野のお山の近くにある庭園ですジョサイア・コンドル設計の洋館は国指定重要文化財です。和館では物販の他、食事やお茶をいただける時もありますはじめて秋に訪れたのですが、樹齢400年とも言われる大公孫樹が黄金色に輝いていました。
綺麗に紅葉した大きな銀杏にお出迎えを受けて、岩崎庭園に連れてきていただきました。これだけの建物が、美しい状態で保存されている事にも、感動。往時の華やかな生活にも想いを寄せました。なんと、年に一度の狂言の練習風景を見る事ができたり、簡単な茶席でまったりしたり。とても、良い時間でした。ビリヤード場も残されていて、お散歩がてら歩くのにちょうどいいです。
秋のスタンプラリーで立ち寄りました。洋館の外観は写真で見るよりも落ち着いた雰囲気で、木の香りがふっと漂う場所もあって、思わず足を止めました。和館もとても雰囲気が良くて、お茶が飲める場所もあります。庭に入った瞬間、風が少し冷たくて、それが紅葉の色づきと合って気持ちよかったです。館内もそこまで混んでおらず、自分のペースで散策できたのも良かったです。
旧岩崎邸庭園は、上野の台地に位置する明治期を代表する華やかな財閥邸宅です。三菱財閥創業者・岩崎彌之助の本邸として1896年に完成し、設計は鹿鳴館などで知られる英国人建築家ジョサイア・コンドル。洋館・和館・撞球室(ビリヤード場)から構成され、当時の最先端技術と美意識が集約されています。英国ルネサンス様式を基調とし、柱や天井装飾、金唐革紙など豪華な内装が特徴。地下には洋館と撞球室を結ぶ煉瓦造りの地下通路が設けられ、賓客を人目に触れずに誘導するなど、当時の接客空間への配慮が伺えます。庭園はかつて1万5千坪以上と広大で、自然地形を生かした和風庭園と洋風庭園が融合していました。現在は敷地の一部のみが残りますが、重要文化財として公開され、明治期の上流階級文化や近代建築史を伝える貴重な場所となっています。しかし、上野にこれだけの敷地を所有するなんて、財閥ってやっぱりすごいですね。
湯島駅から徒歩5分程の場所にあります。10/1都民の日に入館したので、観覧料が無料でした。三菱財閥 岩崎氏の邸宅というだけあり、建築様式も室内の調度品も重厚で美しく素晴らしいものを拝見させて頂けました。事前にエアコンなどが無いと聞いていたので、真夏は避けて伺ったのですが、建物内にいくつかの冷送風機が用意されていて、快適に観覧できるよう配慮されていました。邸宅の歴史を通して日本の歴史も垣間見る事が出来、充実した内容です。邸宅からビリヤード室に通じる地下通路は観覧出来ませんが、その時代に地下通路を作ること自体が驚愕です。和館の方ではお抹茶や珈琲が楽しめる喫茶室が用意されています。私はお抹茶を頂きましたが、上生菓子もお茶も大変美味しかったです。小岩井農場の乳製品で作ったお土産品も販売されています。因みに小岩井農場は、創業された岩崎氏、小野氏、井上氏の一字をとって名付けられているそうです。
三菱財閥の創業者である岩崎家の邸宅で、洋館はジョサイア•コンドルの設計となります。桑名市にある六華苑や綱町三井倶楽部の建物の設計者ですね。観覧すると共通する雰囲気が感じ取れると思います。洋館の隣には和館もあります。庭園は芝生が綺麗で、和風とも洋風とも感じ取れる不思議な雰囲気。昔はロープによる立ち入り禁止区域はなく自由に歩き回れました。子供達が小さい時は公園代わりによく遊びに来たのを思い出します。恩賜上野公園の近くですので、合わせて観光されるのが良いでしょう。
ガイドツアーは無料で所要時間45分くらいです。洋館、和館の両方をじっくり説明していただけて大変良かったです。是非ともご参加されることをお勧めしたいです。一階の出っ張りはサンルームで後付けの増築だそう。ここだけ窓の形状も違っています。館内は一切の撮影が禁止されていて、お茶をいただける所もお盆の中のみしか撮影ができません。本郷三丁目駅、湯島駅、上野広小路駅からも徒歩圏内だと思います。
上野駅からは不忍池(しのばずのいけ)を囲うように通り池之端一丁目の信号までくると看板が出てきます。入口には車椅子の方用にエレベーターで上がれる入口が設けられております。一般の方は正門から馬車道の長い砂利の坂道を登り館には靴を脱いであがります。2010年の大河ドラマ、龍馬伝を観て一度来たことが有りました。その時は館前でバイオリンの演奏イベントがありました。岩崎彌太郎の長男、岩崎久彌の本邸として明治29年に建立。戦火を免れて戦後GHQに接収、返還後国有財産となったそうです。岩崎彌太郎の妻、喜勢の名や、後藤象二郎と親戚だったことが館内のサンルームにある家系図からわかり面白かったです。サンルームで実際に撮った写真がありリアルです。1階2階のほかにビリヤード場に抜ける地下や3階(屋根裏?)へ続く階段があるけれど立入禁止。でも大食堂のシアターで地下通路の様子は映像があります。一階の和館では売店とお抹茶を一服いただけます。練切、小岩井牧場のチーズケーキ、シュークリームと抹茶の各セットで1000円練切は花見さん。あの浦和の白鷺宝の花見さんのものです。清澄庭園、六義園の茶室でも花見さんの練切を出してるそうです。嬉しい(θ‿θ)順路の最後、館をでると芝生の広い庭に出ます。最高に気持ちいいです。
大人一人400円で隣の国立近代建築資料館も見れます。洋館の内部は全て撮影禁止です。外も同じ場所での撮影は1~2枚程度にとの事。
| 名前 |
旧岩崎邸庭園 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
03-3823-8340 |
| 営業時間 |
[水木金土日月火] 9:00~17:00 |
| HP |
https://www.tokyo-park.or.jp/park/kyu-iwasaki-tei/index.html |
| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
|
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建築家コンドルが設計した明治時代の洋館と併設した和館、地下で繋がったビリヤード室からなる建物で国の重要文化財。三菱財閥の創始者岩崎弥太郎が購入し、息子の久弥が本邸として整備した非常に立派な作りです。週末は建物内部の撮影はできません。