愛染明王像に出会う、心安らぐひととき。
自性院の特徴
慶長16年創建以来、愛染明王像が安置されている寺院です。
江戸文化の象徴とも言われる、愛染堂が名所として有名です。
御府内八十八ヶ所霊場の第53番札所としても知られています。
御朱印は御府内八十八ヶ所のみです。愛染明王で有名で愛染寺とも言われています。『愛染かつら』という小説はこのお寺の愛染明王と本堂前のかつらの古木からヒントを得たと言われています。
当院は江戸時代初め神田にあったが後に現在地に移転愛染堂に安置された愛染明王像で有名になり、別名愛染寺と言われた。川口松太郎の小説↾「愛染かつら」は当院所有の愛染明王像と本堂の前にあったかつらの古木にヒントを得て書かれたそうです。
数年前に谷中の寺町を散策していると目前に立派な枝垂れ桜が寺の塀を越えて垂れ下がっている。枝垂れ桜は京都の舞妓さんのようなあでやかさがあり、ソメイヨシノとはまた違った美しさです。(写真)愛染明王が本尊の自性院の塀からはみ出てひときわ目立ちます。写真近づいてみると花の色と密集の度合いのすごさがわかります。凄い。写真離れて見上げると枝が花の重さに耐えられないせいでしょうか、上から吊るしております。写真この自性院は戦前の大ヒット映画原作「愛染かつら」の原作者川口松太郎が愛染明王堂とその前の桂の樹がらヒントを得て小説を書いた舞台でもあります。写真1938年の映画 名女優田中絹代と上原謙(加山雄三のお父さん)戦前映画の最大のヒット作の一つ。「花も嵐も 踏み越えて、行くが男の 生きる途、泣いてくれるな ほろほろ鳥よ、月の比叡を 独り行く」は皆様良くご存じ西條八十 作詞、万城目正 作曲の『愛染かつら』の主題歌『旅の夜風』です。写真本堂の前庭に桂の木がありましたが、桂の花はどのような花なのか気になり調べましたところきれいなオレンジ色で、花弁は朝顔のようです。(桂の樹の花ではなく樹に絡まった蔦の花のような気がしますけれど・・・・)
御府内八十八ヶ所霊場53番札所、真言宗のお寺さんであることを念頭に参拝したので、ご住職の丁寧な説明を受けました。納経印が必要ならば御府内の専用用紙を持って行って下さい。
御府内専用帳じゃないと書かないケチなお寺です。
慶長16年(1611)道意上人が神田北寺町に開山し、慶安年間に当地へ移転したと伝わります。愛染堂に安置した愛染明王像で知られ、別名”愛染寺”ともいわれています。有り難く、御府内八十八ヶ所霊場第53番札所の御朱印 ”大日如来” を頂きました。
20191117愛染堂、愛染かつらゆかりの地。
江戸御府内八十八ヵ所霊場の参拝でお伺いしました。新義真言宗のお寺で本覚山寳光寺自性院(谷中愛染堂)といい、霊場第五十三番札所になります。霊場御本尊は大日如来になります。境内には入母屋造りの大きな本堂が建ち、門のかたわらに慈母観音像が立っています。江戸時代の慈性院は「愛染寺」と俗称されていた、除災開運・敬愛和合・病気平癒・福寿増長・所願成就、とくに縁結びと家庭円満に霊験のある愛染明王像を祀る愛染堂が建てられたことによる。作家川口松太郎の小説「愛染かつら」の創作の原点となったお寺です。
東京谷中に有るお寺さんで愛染かつら ゆかりの地。
| 名前 |
自性院 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
03-3823-3367 |
| HP | |
| 評価 |
3.9 |
| 住所 |
|
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慶長16年(1611)に神田に創建、慶安元年(1648)現在地に移った古寺で,愛染堂に安置した愛染明王像で知られ、江戸文化が花開いたといわれる文化文政の頃(1804‐30)になると、その名は近在まで広がったと伝えられる。江戸時代中期頃から別名を俗に愛染寺といわれた由縁だといいます。愛染明王は、特に縁結び、家庭円満の対象として信仰されている。昭和の初め、文豪川口松太郎の名作『愛染かつら』は、当院の愛染明王像と本堂前にあった桂の古木にヒントを得た作品で、映画の主題歌「旅の夜風」は有名ですね。桂の木は今もあります。