比叡山を背にした静寂の寺。
圓通寺の特徴
境内から美しい比叡山の眺望が楽しめます。
後水尾天皇の造営した幡枝離宮跡で歴史を感じられます。
静寂を楽しめる青紅葉やツヅジの季節が特におすすめです。
庭園は、比叡山を借景とする江戸時代初期に造園された幡枝離宮のあと。その後、修学院離宮が完成(離宮の移転)し、この地に禅院が開創され、現在に至っている。ゆっくり腰を下ろして眺めていると、時の流れを忘れるほどに落ち着く場所である。枯山水平庭で、国の名勝に指定されている。つつじや柿の寺としても知られている。
妙満寺から徒歩15~20分程。幡枝離宮と呼ばれる後水尾上皇の別荘。ここも比叡山を望むことができます。庭園と比叡山を眺めていると、いきなり住職さんの声のテープが流れ、当山の説明を半ば強制て聞くことになります。
御本尊:聖観音宗派:臨済宗妙心寺派元は第108代・後水尾天皇が寛永16年(1639)に造営した山荘幡枝離宮であり、当寺の枯山水庭園もその頃に造営されたものと言われています。修学院離宮の造営に伴い、幡枝離宮は近衛家に譲渡され、延宝6年(1678)に第112代・霊元天皇の乳母であった圓光院文英尼が開基となり、臨済宗妙心寺派の禅寺に改め、妙心寺10世の景川宗隆を勧請開山としました。尚、後水尾上皇より「圓通」の勅額を賜っており、延宝8年(1680)には皇室の勅願所となりました。庭園は苔を主体に大小40余りの庭石が配され、庭石は後水尾上皇が自ら配したとの事です。また、刈込みと立木の背後に望む比叡山を借景としており、後水尾上皇は比叡山の眺望に優れた地を求めて、この幡枝に山荘を設けたと伝えられています。拝:2024/04/05
小さいお寺ですが駐車場もあります。拝観料500円を払うととても素敵な庭園が見られます。解説が流れますがなるほどと言う内容。京都の他の庭園もたくさんありますが、お寺の外の風景(比叡山など)を含めてできあがっていることはとても大変なことだと感心しました。人も少ないので落ち着いて参拝できますし、雄大な比叡山を見ながら物思いにふけられます。
入り口にてワンコ大丈夫か聞いたところ、他の方に迷惑にならないようにお願いしますと了解をいただきました。とても静かでここにしかない紅葉の木がありました。とても美しく真っ赤に色づき見事。
境内から【比叡山】が綺麗に見えました。こういった比叡山など自然にある山を利用し見えるように造った庭を【借景庭園】と言う事を知り勉強になりました😌平日のためか人は少なくゆっくりとすることが出来、比叡山から沸きだつ入道雲をのんびりと眺めました😌お堂には小さいですが、流線が綺麗な仏像が有りました。
桜や紅葉の頃もよいかと思いますが青紅葉やツヅジの時は人も少なく静寂を楽しめます。入って直ぐの庭園は撮影可能ですが建物を入ったら庭のみ撮影可能です。
22年5月24日に訪れました。他の市内の観光地から離れているため、『圓通寺』を訪れている方は、庭園を目的に来ているという方ばかりのようでした。縁側や部屋に座って、録音された説明を聞きながら、庭園をじっくり眺めている方々を見かけました。庭園は遠くに見える比叡山が美しく、家などの人工物が全く見えません。まるで深い山の中にいるような静寂を感じました。御朱印は受付でいただきました。
雄大な比叡山の遮蔽物が、少ない借景の枯山水の庭園の在る圓通寺は後水尾天皇が造営された幡枝離宮の跡であり、幡枝小御所、幡枝茶園ともよばれています。霊峰比叡山を借景にした佇まいは暫しの時間を忘れる素敵な雰囲気を味わえるスポットです。
| 名前 |
圓通寺 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 電話番号 |
075-781-1875 |
| HP | |
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
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応仁の乱後に再建された臨済宗の名刹で、比叡山を借景とした枯山水庭園が見事。江戸時代の庭園美と禅の精神が静かに融合し、深い歴史を感じる空間です。市内中心から離れ、叡山電鉄・修学院駅から徒歩約20分とやや遠いが、その分静寂と歴史に包まれる貴重な空間。