月の松で広重の江戸を再発見。
清水観音堂の特徴
歌川広重の浮世絵に描かれた『月の松』を通して絶景を堪能できます。
明治初期の台風で失われた『月の松』が2012年に復元された歴史があります。
不忍池を望む美しい場所で、静かな雰囲気の中で桜と松の共演を楽しめます。
上野公園にある観音堂。派手さはないものの、静かで良い感じです。御守りとかも売っています。
先に訪問した東照宮と同じく建立時の建物が今も残るお寺。京都の清水寺にならった舞台造りが見もの。広重の浮世絵にも書かれた絶景。の筈が、あいにくの舞台張替え工事中。ショック!せめてと堂内見学したら、仏像、絵画、赤漆塗りの壁、重厚で見事。奥が深い。これは出直さないといけませんねw
本堂の奥で、御朱印を書いてもらいました。入り口付近の壁に、大きな絵馬や上野戦争を描いた絵があります。本堂から、舞台と月の松がみえます。
【東叡山寛永寺 清水観音堂】■清水観音堂の縁起清水観音堂は、寛永八(一六三ー)年に慈眼大師(じげんだいし)天海(てんかい)大僧正により天台宗東叡山寛永寺の参堂として建立されました。初めは「鉢(すりばち)山」に建てられ、その後、元禄初期に現在地に移築されました。上野の山に現存する、創建年時が明確な最古の建造物です。天海大僧正は寛永二(一六二五)年に、二代将軍徳川秀忠公から寄進された上野の山に、平安京と比叡山の関係にならって「東叡山水寺」を開きました。これは、比叡山が京都術所の鬼門(=東北)を守るという思想をそのまま江戸に導入することを意味し、江戸城の鬼門の守りを意図したのです。そして比叡山や京都の有名寺院になぞらえた堂合を次々と境内に建立していく中で、清水観音堂は京都の清水寺(きよみずでら)を見立て、同じく舞台作りで建てられています。平成二年から文化財保存修理が行われ、平成八年に竣工、元禄移築時の面影を再現するに至る、国指定重要文化財です。■ご本尊「千手観世音菩薩」の伝説京都清水寺からご選座された秘仏ご本尊・千手観世音菩薩は、平安時代の比叡山の高僧・恵心僧都の作と伝えられています。合学したお手・禅定印を結ぶお手の他に小さなお手が四十本あり、それぞれの小さなお手が、仏教で考えるあらゆる世界の生きとし生けるもののすべてに、慈悲の手をさしのべるお姿を表しています。また、『平家物語』に述べられる、主馬判官(しゅめのほうがん)平盛久(たいらのもりひさ)にまつわる伝説があります。盛久は常日頃より清水寺へ参詣を続けていましたが、源平の合戦で敗れ、鎌倉で斬省されそうになります。その際に刀が折れて盛久の命が助かり、また北条政子の夢に清水寺の高僧が現れて盛久の放免を願ったので、驚いた源頼朝は盛久を助命しました。後に盛久が清水寺に参詣すると、盛久が斬首されそうになった際に観音像が倒れたという話を聞きます。こうして観音像に護られたことに気づいた盛久は感涙にむせんだ、という物語です。この奇瑞が午の年・午の目・午のに起きたことに因み、ご開帳は年に一日、二月の「初午(はつうま)法楽」の日に行う縁起となっているのです。■脇尊の子育て観音さまお堂の右に祀られる脇尊の仏さまは「子育て観音」で、子授け・安産・子育ての観音さまとして多くの信仰を集めています。観音さまのご利益により子を授かった人々から、子供の健やかな成長を願って多くの身代り人形が奉納されており、これら人形の供養が、かわいがってきた人形に感謝する人形供養となって長年続けられています。人形供養は毎年九月二十五日十四時から行われます。
外国人の友達に教えてもらって行きました。朝早めに行きましたがやはり外国人の方が、多かったです。外国人の方のが日本らしい、良い場所を知っているのかも・・と思うくらい印象的な場所でした。
上野寛永寺・清水堂の舞台から、広重の浮世絵にも描かれた『月の松』を通して不忍池に浮かぶ弁天堂を見る。徳川幕府は、江戸城の鬼門に当たる地に京都の比叡山延暦寺を模した東叡山寛永寺を建立しました。更に、位置関係は少し違うが庶民の娯楽の為も考慮して、不忍池を琵琶湖に見立て、中央の浮島に弁天堂を建て竹生島に模しています。そしてかなり小さいですが、清水寺を模した舞台付きの清水堂も建立してました。😅因みにこの松は枯れて其のままになって居ましたが、何年位前でしょうか❓️鬱蒼と繁っていて弁天堂が見通せなくなって居た木々を整え、新たに輪にした松の若木を植えました。あれから何年経ったのでしょうか❓️松は年々太く立派に成って来ました。回りの木々も成長し葉も繁り始めて来て、再び見通しが成りそうな気もしないではないですが………😅
現在の月の松は歌川広重の浮世絵に書かれた江戸時代の風景を復活させるために明治初期の台風より永らく失われていたものを2012年12月に復活したものです。
歌川広重の江戸名所百景に描かれているその月の松は明治初期に台風被害により失われていたが平成24年に復元されました。
月の松前の桜が咲き始めました。
| 名前 |
清水観音堂 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
03-3821-4749 |
| 営業時間 |
[土日月火水木金] 9:00~17:00 |
| HP | |
| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
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こちらは2025年10月02日の訪問となります。上野恩寵公園にある赤いお堂です。京都の清水寺を模した舞台造りのお堂で、これも辨天堂らと同じく天海大僧正による建立です。御本尊も清水寺の千手観音像を迎え、秘仏として祀っているそうです。最初はそばの山に建てられたそうですが、元禄時代にここへ移設されたとか。跡地のほうも史跡となっています。平成2年から文化財保存修理が行われ、平成8に竣工、元禄移築時の面影を再現するに至る、国指定重要文化財だそうです。