知里幸恵の偉業を知る旅。
知里幸恵 銀のしずく記念館の特徴
映画カムイのうたから訪問した方が多い、興味深いスポットです。
知里幸恵の偉業を讃える品々が豊富に展示されています。
他のアイヌミュージアムとは異なる、独自の展示内容が魅力的です。
映画「カムイのうた」を観て訪問しました。知里幸恵さんの人となり、まわりの大人達にどれ程大切にされた存在だったのかが、とても伝わって来ました。窓から以前に祖母、叔母、幸恵さんが住んでいた家屋が見えます。受付の方が丁寧に見所をお話してくださった後に、ゆっくり1時間以上の観てました。決して広くはないのですが、みっちり見所が詰まってますよ。
中学生の頃、国語の単元で習った知里幸恵さんの「銀のしずく降る降る」幸恵さんの家族や生い立ち、手紙などの資料が多く展示された記念館です。祖母の語るユカラを聴いて育ち、通った学校ではほとんどの教科の評価が甲。生まれ育った登別を離れ旭川で過ごす日々、きれいな文字で書かれた両親宛の長い手紙は寂しさの裏返しだったのだろうと思います。先住民族でありながら住む場所を奪われ言葉を奪われ、日本式の名前を名乗らされ和人化を強要される反面、激しい差別にさらされた時代。生きづらさを感じることは多かっただろうと思いますが、懐かしいユカラを文字に残し『アイヌ神謡集』として出版するという、誰も成し得なかった偉業を達成するまでの信念は本当に素晴らしいと実感しました。明治の世の中に比べると、現代はアイヌ民族について色々な場面で触れる機会が多いです。ただ、私たちはまだ理解が足りていない、もっと理解しなくてはならないと思わされました。
こちらの先生がすごく熱心に話をして下さいます。素晴らしい方でした!また、スタッフの方にもお世話になりました。そして知里幸恵さん、日本文字も英字も、めっちゃ字がキレイ!あ、そういや知里幸恵さんがモデルの映画が製作されたとの事。全国上映じゃないし観る機会ないんですけど。せっかくなら朝ドラヒロインにしませんかNHK さん?
旅行中にGoogleマップで見つけて、銀の雫ふるふるだ!!と鼻息荒く登別に向かいましたが冬季休業中でした。無計画な旅はダメですね。4月に再アタックする備忘録です。
比較的、新しい設立の様ですが、若くして偉業を成し得た知里幸恵さんの功績を讃える事が出来るさまざまな品々を見る事ができました!
入館後直ぐ、前置きなく説明が始まってびっくり。せめて簡単な説明をさせていただきます。と最初にことわるのがマナーではないだろうか。
素晴らしい!日本を単一民族の国と発言する、首相がいました。愚か者です。差別を見過ごすことも罪!です。
アイヌ民族の一部を垣間見ました。金田一京助博士に見出されていたとは。あまりに短い人生でしたが、大変な業績と思います。
アイヌ口承の叙事詩をアイヌ語から日本語に初めて翻訳したアイヌ女性「知里幸恵」を顕彰する記念館です。人はなにかしら使命を持って生まれてくるという考え方があります。知里幸恵の19年の生涯を振り返るとまさにその言葉がふさわしいと感じます。絶滅の危機に瀕してたアイヌ文化や言語、その復興に重大な転機を与え、後世にアイヌ文化と言語の復権をもたらした功績は永遠にその名を残すでしょう。記念館は全額寄附金で建てられた資料館です。幸恵の姪の横山むつみさんが幸恵に関する資料や遺品を地元登別市民に紹介しようという趣旨から始まりました。2010年にオープンして今年で11周年。NPO法人知里森舎が運営しています。ウポポイにお越しの際は是非一緒に訪れて欲しい施設です。
| 名前 |
知里幸恵 銀のしずく記念館 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0143-83-5666 |
| 営業時間 |
[木金土月水] 9:30~16:30 |
| HP | |
| 評価 |
4.4 |
| 住所 |
|
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【2024.06.13】5-6年前に偶然アイヌ神謡集について知り、それがまるで天命を持って生まれてきた様な天才少女によってローマ字による文字化と並行して日本語に翻訳され、書き終え校正を終えたその日に亡くなったことを知り驚きました。3年前ぐらいからSNS上でこの記念館の記事が流れてくる様になり、いつか来てみたいと思っていました。日頃は台湾に駐在しているのでなかなか訪問できず、今回思い切って休暇をとって訪問しました。多分コピーだと思いますが、直筆のノートは文字使いや筆跡や急いでいる様子なども感じられ、伝わってくるものがあります。またノートの文字を見ていると、現在の仮名遣いとほぼ同じだと言うことをとても新鮮に感じました。昔の人は皆、旧仮名遣いだと思っていました。そうではないのですね。いわゆる旧仮名遣いは「ゐ」ぐらいしかみあたらない。また、「見ますと( 透視)」は「见ますと(透视 )」の様に簡体字のような略字が使われており大変興味深いです。また、前日はウポポイでムックリの演奏(特に同時に異なる音が出ている不思議さ )に魅了されていたので、館員さんに「知里幸恵さんは、ムックリを演奏したのですか?」と、頓珍漢な質問をしてしまった。館員の方から、館長の展示方針についてもお話がありました。幸恵さんの文学性を幅広く知ってもらうため、そこにフォーカスするとのこと。これは本当に含蓄のある言葉だと思いました。とにかく、ここに行けば地元の人ならではの様々な話が聞けたり、私が行った時にはちょうどアフリカ方面の研究をされている方が来館されており、その方が発せられる質問などのやり取りも興味深く拝聴させていただきました。現地へ行けばこそ得られる交流だと感じました。私は、すでに歴史上の人物だから質問をする時に呼び捨てにしようかと迷って口ごもっていたところ、館員さんが「幸恵さん」と呼んで私の質問を手伝ってくれました。なるほど、大切にされていると言うか、現在なおつながっているんだなぁと感じました。もし登別近辺に旅行される方はちょっと立ち寄ってみることをお勧めします。駐車場あり、入館料500円。各種関連イベント情報あり。