高良山の古墳で歴史探訪。
礫山古墳の特徴
高良山に登る道路沿いにあり、少し分かりにくい立地です。
岩盤を舟型にくり抜いた磐棺が4基並んでいます。
カーブの突出部に位置し、見応えのある古墳です。
高良山に登る自動車道を暫く登った大きなカーブの突出部の稜線上に築かれた古墳で、岩盤をくり抜いた棺桶が4つ並んでいます。表土は剥がれて墳丘の形は判然としません。木々に囲まれてひっそりと隠れるように位置しています。現代の日本人のご先祖様がここに居たんだと感慨深いです。
岩盤を舟型にくり抜いた磐棺が4基あります。中央2基が成人、両脇が子供用です。石枕が4基ともありますが、成人用は南枕、子供用は北枕であり不思議です。
車が止めにくく、目印が分かりにくい。
思ったより小さめでしたが、ちょうどカーブのとこにあり、車も古墳と反対側に一台停めれるスペースがあり見応えもあって良かったです!
前期古墳。墳丘の存在は定かならず。高良山の基盤岩である結晶片岩の露頭に、お棺を彫り込んで、片岩の板石で蓋をした珍しい形態。小生が生まれて初めて見た古墳。幼稚園に上がる前で、薄暗く不気味だったことを覚えている。
| 名前 |
礫山古墳 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
| 評価 |
4.1 |
| 住所 |
|
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少し分かりにくい場所にあります。珍しいタイプの古墳でした。駐車場と周辺写真を載せております。以下引用させて頂きました。久留米市御井町297-4、高良山へ登る道路の第4カーブの東側にあります。覆屋の中に、岩盤を舟形にくり抜いた棺(磐棺)が4基並んでいて、平石を蓋にしています。すべてに石枕が作り付けられていますが、中の2基と両端の2基とで向きが違っています。内部には赤色顔料が一部残っていますが、この色合いは水銀朱かもしれません。