歴史を感じる散歩道、鹿毛馬神籠石。
鹿毛馬神籠石の特徴
鹿毛馬神籠石は国史跡として、歴史的魅力が満載です。
散歩にぴったりな、鹿毛馬川沿いの丘陵に位置しています。
大きく立派な列石や暗渠式水門が見どころです。
下から水門を見て、左手に行くと遊歩道があり、山守(牧野)神社まで歩くことができます。遊歩道沿いにはずっと花崗岩の列石が設置されています。列石は隙間がなく、とても丁寧に設置されています。これを指揮監督した人はとても几帳面かつパワハラ気質の人だったのかな…施工した地元の人たちは大変だったろうな…でも公共事業として米が配布されていたのかな…、などと想像が膨らみます。
偶然居合わせたお散歩中のおじ様から「上ると直ぐに見られるよ✨」と聞き右側から登って見ましたら、大きな石が綺麗に敷き並べられているのを直ぐに見ることができました。(7世紀の頃にどうやって?文字通りのイメージで石に神様が閉じ込められているのでは無いことが理解できました。山城だったのですね。)ついついぐるりと巡りたくなりました。森林浴の道しるべに神籠石を辿り奥へ進むと、石が途切れ不安になる所がありましたが、整備してある人道を下りてくると山守神社の⛩️に出ました。未だ整備されていないので迷子になりそうな箇所がありましたので、ご用心を。探検気分で森林浴を楽しみました(((^_^;)
7世紀頃に築造された国指定の史跡。水門跡などが近くで見られる。山全体でお城になっていて、中国などからの攻撃に備えていたようだ。
行けども行けども、目標地点にたどり着けず、相当な登り下りに疲れはて、途中で引き返してきました。次の目標地点まで、どのくらいの距離なのか、などといった案内板があると良いなと思いました。体力の落ちつつある高齢者や予備軍には、貴重な情報だと思いました。
水城や雷山と同時代の対中国用の古代山城です。水門とそれを囲む列石……見事です。あれだけ大量の巨石をサイズ揃えて加工して……昔の日本人の技術には脱帽しました。基本的に外周部に遊歩道が設置されてますが場所によっては道がうねってアップダウンだらけで足元は狭く落ち葉だらけの場所もありますが概ね歩きづらいまでは無いでしょう。視界が遮られる事もないようなので山歩きよりは断然楽です。
数キロに渡り並べられた列石は大きく立派な感じでした!約千三百数十年前の人が何の目的で築いたのか詳しくは分からない謎の神籠石にロマンを感じます!
鹿毛馬神籠石は、鹿毛馬川沿いの標高76mの丘陵にあります。この丘陵の谷部に第一暗渠吸水口と第一暗渠排水口の跡を見ることができます。またこの丘陵には約2kmに渡り周囲をめぐり列石跡を見ることができます。特に牧野神社あたりの列石は見事な形で残されています。列石の上は版築とよばれる方法で土を水平に積み上げて土塁としていた事が発掘調査でわかっています。一般的に神籠石は標高200~300m程度より高い山に見るのが多いのですがこのような丘陵地に見るのはめずらしいと思います。
暗渠式水門や列石がみれる。最近整備され、歩きやすくなったのがうれしい。
駐車場あり、散歩コースにいいから。
| 名前 |
鹿毛馬神籠石 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 営業時間 |
[水木金土日月火] 24時間営業 |
| HP |
https://www.city.iizuka.lg.jp/rekishi/kakenoumakougoishi.html |
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
|
周辺のオススメ
全部見ようとすると結構山の中を歩きます。凄いものだとは思いますが山の中を歩くので服装は考えた方がいいです。またこれらの資料は飯塚の資料館へ足を運ばれると詳しく分かります。あちらの神社まで山の中を通る散策路にて歩いて行けます。