松川公民館横の拝所巡り。
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| 名前 |
松川原ぬ水神(マチガーバルヌシジ) |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
3.0 |
| 住所 |
|
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ウォーキングで巡る那覇の河川・樋川・井戸・湧水その74【那覇市松川3丁目】2020/11/26①場所(松川3-7-8東側)●松川公民館横に拝所あり。この辺りは松川原(マチガーバル)である。②クムイ跡(溜め池跡)●上小堀り、中小堀、前ぬ小堀(池)の三ヶ所の水神を合祀したもの。龍宮神ともいう。この水はかつて生活用水、防火用水として使われた。石碑には「上池・中池・前之池合祀」と彫られている。●名称不明なので、区別しやすいように場所＋水神で表記する。③クムイの名称・場所●松川公民館は昔は村屋で、その隣(西から南にかけて)にクムイがあり、松川民俗地図では長堂クムイと書かれている。道向かい(松川3-8-13)の家が長堂さんなので、長堂さんが作った溜め池ではないか。(参照①)おそらく水源である前の井小(メーヌカーグヮー)という井戸から、前ぬ小堀と呼ばれていたと推測できる。現在は住宅地となっていて井戸の確認できない。●戦前の字松川民俗地図には上の池・中の池が記載されていなかった。集落の政の中心である村屋(現 松川公民館)と集落の重要な拝所である松川殿之毛拝所の位置関係から、殿之毛拝所の側にある上之井(その1)・上記場所の中間にある前之井(その2)に溜め池があり、上池・中池と呼ばれていたのではないか。④【水神上げ】使わなくなった井戸を埋める為にお祓い清め水神様の神上げを祈願します。生活用水として恩恵を被っていた井戸には水神様が住んでいるといわれており、何の供養もせず古い井戸や使わなくなった井戸を埋めてしまうと水神様のお怒りにより災いがあると言い伝えられています。(参照②)⑤拝所(参照①)●「松川村御風水神」松川村の守り神。●「村中軸」昔、村の測量基点があった尊い場所。●「唐御通し」芋マチーの時、トーフ、カラス小、イモを供えて拝んだ。イモへの感謝である。●「糧シディー毛(メーシディーモー)」昔、この地は、周りの土地より少し地盤が上がっていた。すなわち毛小になっていた。人々は、ここへ刈り取ってきた稲や穀物類を干して、そして車棒や脱穀機で脱穀したのである。参照①:松川誌戦前の字松川民俗地図松川の拝所参照②:アトラクトBLOG水神上げ。