西国巡礼後の笈摺納め。
笈摺堂の特徴
笈摺堂には巡礼の方々が杖や白衣を納める場所があります。
花山法皇に由来する笈摺が奉納され、歴史を感じることができます。
未来世を意味する御朱印がいただける特別なスポットです。
花山法皇(第六十五代の天皇)が禅衣(笈摺)と杖に添えて、三首のご詠歌を華厳寺に奉納したことから今も西国三十三所観音霊場の巡礼を終えた人が笈摺を奉納しています、また多数の千羽鶴も奉納されていますがこれは折鶴が笈摺に通じることからと言われています。笈摺堂は苔ノ水地蔵尊のお堂と子安観音堂の間の屋根付きの廊下の中程にあります。
見てビックリ。満願成就のお寺。笈摺は袖の無い白衣とか。
笈摺堂では、未来世を意味する御朱印がいただけます。参拝客で一杯でした。
西国三十三ヶ所の巡礼を無事に終えたあと、ここに笈摺を納める風習があります。(笈摺堂の御詠歌に「今までは 親と頼みし 笈摺を脱ぎて納むる 美濃の谷汲」とあります)ただ、笈摺については、自分が亡くなった時、一緒に棺桶に入れてもらうと極楽に往けるといわれており、笈摺の代わりに折り鶴を納める方もみえます。確かに、苦労して巡礼をしたのに、ここへ納めてしまうには偲びないという気持ちは充分に理解できると思います。だから、せめてもの気持ちの現れとして心を込めて折った折り鶴を納めるのですね。
| 名前 |
笈摺堂 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 電話番号 |
0585-55-2033 |
| HP | |
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
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巡礼満願された方が杖や白衣を納める所。