千年の歴史を刻む上津土塁。
上津土塁跡の特徴
有明海からの侵入を防ぐために構築された土塁が魅力的です。
7世紀中頃以前の歴史的な版築土塁を見学できます。
有名な水城と共に存在する重要な史跡です。
有名な水城およびその周辺の多数の小水城で北方からの大宰府侵入を防いだが、上津土塁はそれら小水城とセットになっていて、南方(有明海)からの大宰府侵入を防いだ。水城のような濠ではなく、蓮の池と呼ばれる溜り池が設けられていた。(昭和30年代の地図に上津荒木川の北岸、小水城跡の西側に二つの方形の溜り池が確認できる。)周辺の蓮の池公園、蓮の池橋に名を残す。追加:これら水城群は防塁が定説であったが、当時の国際情勢(九州の防衛は堅固であえて中国、朝鮮が攻め込むとは考えにくい)、および地勢(ハザードマップによる土砂流入危険度)により、砂防ダム説も唱えられている。
7世紀中頃以前に構築された版築土塁の一部が納骨堂の高まりとして残っている。古藤山道を遮断し、南側からの敵の侵入を防ぐために構築された国土防衛施設。高良山神籠石や筑後国府先行官衙とセット関係にある。
| 名前 |
上津土塁跡 |
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| ジャンル |
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| 評価 |
3.7 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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ワンちゃんの散歩で何年もお寺正面の高台(鐘堂)を見ながら通っていました。これが上津土塁跡(小水城)と知ったのは最近です。郷土資料説明板が有ればと思います。