森鴎外の深い苦悩と偉業。
森鷗外記念館の特徴
森鷗外の生涯を時代の流れと共に学べる貴重な体験ができます。
明治の文豪の人生に関する資料や写真が豊富に展示されています。
鴎外旧宅に隣接した、落ち着いた雰囲気の記念館でゆったりと過ごせます。
森鴎外の偉人としての一面だけではなく、知らなかった苦悩とか死ぬ間際の気持ちとか丁寧に知ることができ、行ってよかったと思いました。
津和野に来てはじめて森鴎外がここの出身であることを知った。子供の頃東京に出てから、一度もかえっていないので、世間もその印象がないのかもしれない。ここに入ると、まず彼の多面的な生涯が時系列に沿って展示され、その存在感を感じた。翻訳家、医師、文豪としての軌跡が丹念にまとめられ、鴎外の内面や当時の社会情勢が静かに語られている。館内に展示される手紙や私物、原稿などは普段目にすることのない貴重な資料で、各々に重みがあり、彼の人間性をより深く理解する手助けとなった。展示解説は明瞭で、文学に詳しくない者でも鴎外の魅力を感じ取れる工夫がされている。館内の落ち着いた照明や空間構成は、訪れる者の視線を自然と展示品に誘導し、静謐な時間の流れを体感させる。全体として、森鴎外記念館は単なる展示施設にとどまらず、鴎外という一人の人物の生涯と、その時代の息吹を肌で感じられる場所だと改めて実感した。
1月中旬、土曜日のお昼ごろに伺いました。建物訪問から、退室まで、受付の方以外に何方にも合いませんでした。不勉強な私は作家としての森鴎外しか知らず医師であることも含め、こちらでとてつもない才能を持った方であることを知りました。それでも森家の復興栄達という一家の望みによって、一種スパルタ式教育の産物であることも知り色々考えさせられもしました。森鷗外が10歳で旅だった後、一度も訪問しなかったことも、この津和野への思いも含めて、最後の言葉「石見人」であること等複雑な思いがあったことと伺えます。そういったことも含めてなかなか興味深くモダンな建物も含めて良い資料館ではあったと思うのですが、これだけ閑散としているならば、入場料を600円(正直高いと感じました)→200円~300円(いっそ津和野を訪れてもらう観光資源として無料)ぐらいにしてもうちょっと入りやすい設定にされた方が、もっと沢山の人たちに入ってもらえるのではないでしょうか。お土産屋さんの文庫本も日焼けしていました…。ありがとうございました。
入館料600円かかります。森鴎外宅は100円です。
記念館と幼少の頃に住んでいた家が保存されています。森鴎外の背景に興味のある人にオススメです。
鴎外の生涯が時代の流れとともに学べる。また、鴎外とふるさと津和野の関わりもわかりやすく学べる。鴎外の生家に隣接。
森鷗外旧宅に隣接して設置された記念館。鷗外の生家である旧宅にも記念館のチケットで入場できます。明治・大正の文豪で、古いイメージのある鷗外ですが、記念館はオブジェの並ぶ明るい中庭・モダンな建物で、現代アートの美術館のようです。館内では鷗外の経歴と作品が詳細に紹介されています。特に鷗外の出自や、誕生から死に至る経歴の説明は非常に細かく、軍医であった鷗外がかたわらでどのような作品をものしていったのか、よくわかるようになっています。これまで鷗外の肖像と言えば老年期のものしか知らなかったので、若いころのなかなかハンサムな写真も新鮮でした。その他に、鷗外の自筆原稿や愛用の品なども展示されていました。正直、現在は鷗外の作品に接する機会も余りありませんが、今回の訪問を機に、昔読んだ小説でも読み返してみようか、という気になりました。
森鴎外はご存じの通り医者であり小説家。生まれ育った生家を見ることができ、資料館も隣接しているという事でしたが、来館時間が遅かったので生家のみ外から見て終わりになりました。また行こうと思います。
森鴎外記念館にバイクでツーリングにでかけました。津和野には初めて行きましたが、なかなかの山の中でした。さて、森鴎外がどのような人物だったのかは、なんとなくしか知らなかったのですが、流石に中に入ると生誕から逝去するまでの細かい歴史が、展示されています。ここでは省きますが、とても興味深い内容でした。是非行って感じて頂ければと思います。
| 名前 |
森鷗外記念館 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
0856-72-3210 |
| 営業時間 |
[火水木金土日] 9:00~17:00 |
| HP | |
| 評価 |
3.8 |
| 住所 |
|
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有名な人物ですし、建物もきれいなのですが津和野の中心から少し離れているせいかあまり見学する方は多くなさそうでした。展示は人物にフォーカスされている印象があり、作家の記念館としてはかなりわかりやすく面白かったです。