足利家の霊光殿、将軍像の美。
等持院霊光殿の特徴
足利将軍の家歴代の肖像彫刻が安置されています。
等持院霊光殿は歴史ある仏教寺院です。
豊かな歴史を感じられる静かな空間です。
ここ足利家の菩提寺に、なぜか徳川家康公の木像があるのは、家康公が42歳の時に、自らの厄落としのために作らせ、源氏の氏神の京都府八幡市の石清水八幡宮の宿坊に祀られていたそうですが、明治時代の廃仏毀釈によって、ここ等持院に移されたそうです。また、足利幕府は十五代将軍なのに、歴代木像が十三体しか無いのは、五代将軍の足利義量公は病気がちで19才で亡くなってしまったため、十四代将軍の足利義栄公は四国生まれで、三好三人衆達に担がれましたが、十五代足利義昭公を応援した織田信長公に敗れ妨害され京都にすら入れず、在職僅か八ヶ月で亡くなってしまいました。そのため、二人の将軍の木像が無いそうです。
等持院といえばここ!庭園、尊氏の墓?まあいいですけど、やっぱり足利将軍の木像が一番オススメです!教科書で見たあの木像が本当に見れるすごい場所です。5代足利義量と14代足利義栄の像が無いんですけど、想像で作って別室にでも置いてくれないものかな~と思います。欲を言えば足利義維や足利義視、足利直義、足利直冬なんかも!あ、徳川家康もここにいますよ。正直あちこちに祀られてるので彼はどうでもいいですけど。
足利 歴代の将軍像が素晴らしいです。
等持院の霊光殿は足利将軍の家歴代の肖像彫刻を安置している事で知られています。その奥の内陣中央には利運地蔵と呼ばれる地蔵菩薩立像をご本尊としてお祀りしています。
| 名前 |
等持院霊光殿 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 営業時間 |
[木金土日月火水] 9:00~16:30 |
| 評価 |
4.7 |
| 住所 |
〒603-8346 京都府京都市北区等持院北町63−19−1 |
周辺のオススメ
京都府京都市北区等持院北町63にある臨済宗天龍寺派の寺院です。霊光殿内には、江戸幕府初代将軍・徳川家康(東照大権現)坐像を始め、室町幕府初代将軍・足利尊氏(等持院殿)坐像、2代将軍・義詮(よしあきら)(宝筐院殿)坐像、3代将軍・義満(鹿苑院)坐像、4代将軍・義持(勝定院殿)坐像、6代将軍・義教(普広院殿)坐像、7代将軍・義勝(慶雲院)坐像、8代将軍・義政(慈照院)坐像、9代将軍・義尚(よしひさ)(常徳院)坐像、10代将軍・義稙(よしたね)(恵林院殿)坐像、11代将軍・義澄(よしずみ)(法住院殿)坐像、12代将軍・義晴(萬松院)坐像、13代将軍・義輝(光源院)坐像、15代将軍・義昭(霊陽院)坐像が安置されています。 なお、5代将軍・義量(よしかず)(長得院殿)、14代将軍・義栄(よしひで)(光徳院)は、ありません。像高 44.7~51.3cm江戸時代初代足利尊氏から15代義昭まで15人の将軍が太刀を身に付け礼装し、笏(しゃく)を持って座っています。檜材の寄木造り(よせぎづくり)で、本体を3つに組み、袖をつける特徴を持っています。彩色を施しており、玉眼(ぎょくがん)や虹彩、表現に各将軍それぞれの個性を示しています。大仏師朝運(ちょううん)とその弟子の作と思われます。アクセスは、等持院・立命館大学衣笠キャンパス前駅出口1から徒歩約6分龍安寺駅出口から徒歩約9分北野白梅町駅出口から徒歩約13分。