廃屋と舟形の異質な調和。
針工場の特徴
豊島の旧針工場跡で現代アートと廃墟が共存する不思議な空間です。
昭和63年に廃業した工場に、漁船用の木型が組み合わさった印象的な作品群があります。
歴史的な工場跡地で、フォルムが美しいFRP製鯛網漁船の製作船型が展示されています。
作品搬入時の録画が観れる。大竹伸朗さんが好きな方へ。
2025/4/30訪問。瀬戸内国際芸術祭で訪問した最初の大竹作品。
大竹伸朗氏のコラージュ作品。入場料を払うと、大竹氏の他の作品も含む説明書と入場券をくれるが、中の制作過程のビデオと大竹氏の著作の小図書館を見ないと理解が深まらないかも。チケット売り場と売店の建物は針工場の隣の廃業カフェの転用とのこと。
宇和島の造船所から豊島の旧針工場へ運んだ鯛網漁船の船体用の木型を組みわせて何を狙ったのか作品の意図が凡人の私には分かりかねます。
廃墟の工場と破棄される予定の裏返しになった船を組み合わせた作品。
豊島の家浦港から徒歩10分弱、長閑な田舎道に現れる打ち捨てられた工場の廃屋と船の鋳型寂れていく街を象徴するものですが、この2つが合わさると異質な調和が生まれます。隣の資料館では制作過程で島の子供たちが綱引きで港から運んだ様子など、地域と制作した過程を伺えます。
昭和63年頃に廃業となった、メリヤス縫の針工場に、四国愛媛県宇和島の造船場に30年間放置されていた鯛のごち網漁用に作られた木製船型を搬入。2つの性質とロジックのばらばらの素材を組み合わせたコラージュ作品です。施設内では、ワークショップの開催・今作品の上映・グッズ・ジュースお菓子など販売しています。入場料¥520休業日はベネッセアートサイト直島Webサイトを確認して下さい。
芸術祭で訪れました。豊島横尾館から歩いて10分くらい、港からは20分くらいです。メインの船をみたあとに隣の白い建物で制作の経緯などが説明されていたので、それを読むと作品がもっと楽しめました!
港から少し歩きます。500円は少し高いけど、落ち着ける空間が広がっていますね。
| 名前 |
針工場 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
0879-68-3555 |
| HP | |
| 評価 |
3.7 |
| 住所 |
〒761-4661 香川県小豆郡土庄町豊島家浦字中村1841−2 |
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船作りの大変さが、わかります。お子様ね勉強になると思う。