静かな修験道の石仏群。
神変大菩薩石仏群の特徴
辺りは修験道の行者道で、静寂な雰囲気に包まれています。
明治期に建立された石仏群が点在し、歴史を感じられます。
神仏習合の名残を残す珍しい遺構が魅力的です。
辺りは修験道の行者道です.尾根づたいに据えられた石仏群は明治期に相次いで建立されたものです.大半は文字だけの石仏です.この地域の歴史を考えるうえで注目すべきは「神変大菩薩(じんぺんだいぼさつ)」でしょう.これは修験道の開祖者とされる役行者を表しています.他,とりわけ大きなものに「御嶽神社」があり,御嶽信仰とのかかわりを思わせます.また文字の鮮明なものに「正八幡神社」「大日如来」「勢至菩薩」などがあり,当時の神仏習合を思わせます.廃仏毀釈の嵐が吹き荒れ仏教文物の多くが破壊されてしまったこの中信地域では珍しい遺構だといえます.
| 名前 |
神変大菩薩石仏群 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
|
周辺のオススメ
ポツンと一軒家のロケ地その近く。