明治の歴史が息づく、今小路門の魅力。
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| 名前 |
宇都宮城移築今小路門 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 営業時間 |
[木金土日月火水] 24時間営業 |
| 評価 |
3.0 |
| 住所 |
|
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栃木県宇都宮市瓦谷町の民家に薬医門形式の「今小路門」が明治時代の廃藩置県後に払い下げられて現存しています。今小路門は宇都宮城の外郭の虎口で、城址公園北東側の今小路通りと釜川が交差するあたり(地図参照)にあったそうです。訪問の数日前に宇都宮市教育委員会に電話で見学希望の旨を伝える電話をしたのですが、文化財登録されておらず、市の管轄外とのことで、自己責任で見学してほしいとの返答でした。瓦は葺き替えられており、門の木材もかなり年季が入っていましたが、金具類はほぼ欠損なく現存しているように見受けられました。門外に呼び鈴があれば家人とお話したかったのですが、玄関が門からかなり奥にあったため断念しました。埼玉県川口市の錫杖寺にも宇都宮城の移築門が現存しており、戊辰戦争の際のものと思われる傷も残っているそうです。錫杖寺には、幕末の大奥御年寄瀧山の墓もあリます。近々訪問したいと考えています。宇都宮城は関東七名城のひとつに数えられる城です。江戸時代は宇都宮藩の藩庁でした。また、徳川将軍の日光東照宮参拝の際には将軍の宿泊施設として利用されてきました。明治初頭の戊辰戦争の際に焼失し、第2次世界大戦後に都市開発が行われたため、本丸の一部の土塁を除いて遺構はほとんど残っていません。現在は本丸の土塁と堀が外観復元、建物（清明台、富士見櫓、土塀）が木造で復元され、宇都宮城址公園として一般に公開されています。今後も本丸御成御殿、本丸清水門、本丸伊賀門を復元する計画があるそうです。