源氏物語図屏風、重要文化財を体感。
狩野養信の筆塚碑の特徴
狩野養信の作品の一つ、源氏物語図屏風が国の重要文化財に指定されています。
五重塔近くに位置する、木挽町の狩野家墓所を訪れましょう。
江戸時代の絵師、狩野養信の歴史を感じることができます。
五重塔近く木挽町狩野家墓所にあります。ここには狩野常信・周信・養信の墓がありみな亀趺札型板碑です。また養信の筆塚もあり、こちらには成島稼堂撰御三家清水家家老岡村直恒書の銘文があります。・筆塚銘 會心齋先生筆塚銘 成島譲撰文 岡村直恒題篆并書。
| 名前 |
狩野養信の筆塚碑 |
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| ジャンル |
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| HP | |
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
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狩野養信(1796-1846)は、江戸時代の絵師で、彼の作品である源氏物語図屏風(若菜・紅葉賀)は国の重要文化財に指定されています。狩野養信の墓は、五重塔近くにあります。墓石に、戒名と亡くなった弘化3年5月19日が刻まれています。隣接して「筆塚碑」があり、上部に刻まれた「筆塚銘」は読めますが、碑文は読み取りが難しい状態です。碑文最後に記された「弘化三年秋八月」は読み取れました。(2022年8月中旬再訪)五重塔の前にある可能養信の筆塚碑を再訪し、改めて碑文を見直しました。碑上部に大きな文字で「筆塚銘」と横書き、下部に小さな縦書き文字で「會心斎先生筆塚銘 狩野氏之先大x介正信・・・・」と漢文が続いていました。「會心斎」とは狩野養信の雅号。筆塚碑は、狩野養信が亡くなった弘化3年5月の3か月後に建立されたもので、養信の業績や人柄が記述されています。貴重な史跡です。