歴史を感じる小野古江渡国雲出川のふれあい公園。
小野古江渡趾碑の特徴
ふれあい公園の植え込みに隠れた史跡です。
松阪市内でも特異な歴史的存在となっています。
穏やかな景観の中で歴史を感じられます。
小野古江渡国雲出川は、伊勢国・大和国にそびえる高見山地の三峰山(標高1235m)に源を発し、伊勢湾へと注ぐ櫛田川・宮川と並ぶ県下三大河川の一つです。大河であるために、南北朝時代には南朝方と北朝方の境界、軍事上の問題から橋がかけられず、各所に渡し場が設けられました。その一つが、かつてこの地にあった小野古江渡です。この地は、伊勢街道に沿っているため、全国各地からの伊勢参りの人々が行き交う交通の要所であり、慶長19年(1614)頃までは川超場から人馬によって川超をしてました。江戸時代に4回起こったおかげ参りでは、全国各地から多いときには500万人もの民衆が伊勢参宮のために往来したと言われて渡し場も宿場として賑わいました。明治13年(1880)には雲出橋が架けられ、地域の生活と文化を結ぶ架け橋となり平成12年((2000) 5月には、現在の雲出橋が建設されその役割は、ますます大きくなりました。
ふれあい公園の植え込みの中にあります。実際の渡し跡は200mほど東側にあったそうです。
| 名前 |
小野古江渡趾碑 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 営業時間 |
[金土日月火水木] 24時間営業 |
| 評価 |
3.4 |
| 住所 |
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昔の川を渡る人々を想像し、歴史を感じました。