瓶原地区のずんぐり石、見逃せない。
例幣使料の碑の特徴
木津川市瓶原地区にある大きな石柱が魅力です。
田んぼの角に位置するずんぐりとした石が印象的です。
史跡としての歴史を感じる独特の景観が楽しめます。
木津川市の瓶原地区のあちこちに大きな石柱が残っています。これが「れいへいしりょう」の石碑。全て「例幣使料境目傍示石也」と彫られています。藤堂高虎の死後に領地替えがあり、例幣石碑より北は伊勢藩ではなく伊勢神宮と日光東照宮への朝廷の使者への費用として充てることにしたという江戸幕府の指示を石碑にしたものです。木津川市内に14ヵ所以上ある例幣使料碑をつなぐと、ちょうど和束から恭仁神社あたりまで一直線に並んでいます。文書で十分なのに、わざわざ目立つ石碑をたくさん地区に置いたのが面白いですね。抜けないよう地下も1mくらいあるそうですよ。
田んぼの角にずんぐりとした石が立っている。歴史のある石だと一見わからないところに、この地域の奥深さがある。
| 名前 |
例幣使料の碑 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
5.0 |
| 住所 |
|
|
ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
|
周辺のオススメ
2024年8月15日に見付けました。日光東照宮に関する例幣使街道は、有名だと思います。まさか、ここでお目にかかるとは、思いませんでした。おそらくですが、伊勢神宮に納める幣帛なのではないかと思いました。