平家落人の村で歴史を学ぶ。
平家落人の村(鹿児島県肝付町)の特徴
何もないことが魅力で、静けさを楽しめる場所です。
平家の歴史を深く学ぶ絶好の機会が提供されています。
村全体が道沿いに1キロ以上続く、広がる風景が印象的です。
何もないがそれがいい。
村は道沿いに1キロ以上細長く続いています。慣れていない人は小学校に車を停めて歩いて入った方がいいかもしれません。人が住んでいないように見えますがまだ住んでいる人がいます。また、住んでいなくても足繁く通っている人がいます。物や作物を勝手に持ち去ったりしないでください。家の中に勝手に入らないでください。マナーのいい方なら大歓迎です。以上、村の関係者からのお願いです。
平家の歴史を学べた。古い道具などが展示されていた。入場料に見合った価値があったかは微妙。
良いポイント。
| 名前 |
平家落人の村(鹿児島県肝付町) |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
3.7 |
| 住所 |
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鹿児島県肝付町大浦地区は、「平家落人の村」として知られている。源平合戦で敗れた平家の残党が追討を逃れ、この地に身を隠したという伝説が語り継がれてきた集落である。肝付町の南端に位置し、山と海に囲まれたまさに秘境のような土地であり、道路が整備される以前は鹿児島市との往来は船が中心であった。この地には平家落人の伝承が残されており、かつては代々受け継がれてきた平家の刀などの家宝も存在したとされる。しかし、戦時中の供出や土中に埋めて隠したことで錆びて失われ、現在ではほとんど残っていない。林業が盛んだった時代には三百人以上が暮らしていたが、現在は十人にも満たない限界集落となっている。それでも住民たちは、この地の静けさ、川のせせらぎや鳥の声だけが響く豊かな自然を大切にしながら生活を続けている。棚田を守り継ぐ姿も今なお見られる。