直木賞作家が生んだ特別な場所。
井伏鱒二の墓の特徴
訪れると静かな雰囲気が広がる墓地で、落ち着いて過ごせます。
井伏鱒二の作品を思い起こさせる、深い歴史を感じる場所です。
山椒魚や黒い雨の著者が眠る場所として特別な意義があります。
直木賞作家、「山椒魚」、「ジョン萬次郎漂流記」、「黒い雨」の作品で知られますが、「ドリトル先生物語全集」の訳でも知られます。後に文壇の第一人者となる方ですが、戦中の軍国主義に傾斜する中で「本当に子供が読みたいもの」を子供に伝えたいという思いから、戦地でも戦後も児童小説の訳を長く続けたことが日本の子供達にとって素晴らしい財産になったと思います。また、大人には「勧酒」に「花にあらしの たとへもあるぞ サヨナラだけが 人生だ」という訳を残してくれています。自署刻の「井伏鱒二」の碑の前に額づいてみて、やっとお礼を言えた気がします。
| 名前 |
井伏鱒二の墓 |
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| ジャンル |
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| 評価 |
5.0 |
| 住所 |
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お墓自体はご本堂のすぐ裏側、墓地の端の方にそっと佇んでいました。見つけられずさまよっていたところ、お寺の方が声をかけて下さりお墓のあるところまで案内していただきました。大変有難かったです。