美しい庭と超絶技巧、七宝の宝庫!
並河靖之七宝記念館の特徴
並河靖之七宝記念館は明治の技法で作られた七宝焼の超絶技巧を鑑賞できる場所です。
日本庭園は無鄰菴を手掛けた小川治兵衛による作庭で、静かで落ち着いた癒しの空間です。
並河靖之七宝記念館(なみかわやすゆきしっぽうきねんかん)は、京都府京都市東山区にある博物館です。明治から大正にかけて活動した日本の七宝焼作家・並河靖之の作品を保管・研究・公開し、並河ゆかりの建造物や庭園を保存することで、工芸文化の向上に貢献することを目的としています。並河靖之の邸宅兼工房であった建物を改装して彼の作品を所蔵・展示し、邸内には植治こと七代目・小川治兵衛作の庭園が残っています。治兵衛は、靖之とは隣同士で親しく、その関係で施工を行ったのだそうです。30代半ばの植治にとって、維新後の動乱のあおりで庭造りの仕事が減る中、並河邸の作庭は転機となる重要な仕事でした。植治の作庭の特徴は、琵琶湖疏水から得た豊富な水を使った躍動的なデザインですが、この庭園には早くもその萌芽が現れています。繊細で優美な七宝は手間がかかる上、明治期には外貨を稼ぐために海外に流出しており、当館が所蔵する143点の並河の七宝作品は貴重なものです。これらの作品は、金属の胎(ボディ)に、文様の輪郭線として細く薄い金や銀の金属線をテープ状にして貼り付け(植線)、その線と線の間に釉薬をさして焼成・研磨を繰り返す「有線七宝」と呼ばれる技法で作成され、花鳥風月から名所図まで様々な意匠が繊細な絵付けで描かれています。写真は、10月末に撮影したものです。
並河靖之の旧宅の町家を改造した,彼の七宝の展示施設です。京都の町家ですが,展示施設にするのに改造が大きく,町家の雰囲気は感じにくいと思います。ただし,旧宅部分はよく保存されています。また,植治(小川治兵衛)作の庭園はきれいに補修・保全してあり,楽しめます。展示してある七宝も,現在では再現不可能と言われている逸品です。それが見られるだけでも訪問の価値があります。
街なかにこんな素敵なお庭のお家があったなんて!
とってもきれいなお庭と展示でした。お庭も作為を感じる作りになっていないが整っていました。7月の気温が36度の時でしたが大変空調も効いており快適でした。また次回の展示がお楽しみです。
24年9月18日に訪れました。入館料を支払わなくても、通りに面した建物は「京町屋」の雰囲気で見ごたえがありました。まず出入口入って左側建物の中にある受付で入館料を支払います。無料のコインロッカーがありました。「秋季特別展 並河七宝の光彩ー色と容(かたち)の玉手箱ー」24年9月3日~12月15日。入館料1000円展示室の七宝の作品、建物の中は写真撮影禁止でした。庭園は撮影出来ました。七宝についてまったく知らなかったのですが、花や鳥、風景などとても繊細で、美しい色合いで施されていました。藤の花やあじさいの花の1つ1つの小さな花が細かく施されていて、美しく、驚きました。主屋では七宝の作業工程の動画が放映されていて、七宝について勉強になりました。庭園は緑が美しく、池の水が豊富でした。池の中の石の上に主屋の柱が立っているのにも驚きます。七宝が大好きになったので、また、ぜひ行きたいと思っています。
並河靖之七宝記念館この記念館は、七宝作家で明治二十九年(1896年)に帝室技芸員となった並河靖之(1845~1927年)が、職住一体として構えた旧邸宅と工房跡である。館内には、並河靖之制作の数多くの七宝作品や、海外の来訪者の為に鴨居を高くしてガラス障子を引き回した開放的な主屋、旧工房、旧窯場が残されている。また庭園は、七代目小川治兵衛(植治)の初期の作庭で、琵琶湖疎水を園池に引き入れている。建物は国登録有形文化財、京都市指定歴史的意匠建造物、庭園は京都市指定名勝庭園の指定を受け、明治期の住宅の佇まいを良好に残す京都の近代文化遺産のひとつである。財団法人 並河靖之有線七宝記念財団並河靖之七宝記念館(現地説明版より)Namikawa Yasuyuki Shippo Memorial MuseumThis museum is the former residence and studio of Namikawa Yasuyuki (1845-1927), a cloisonné artist who became an Imperial Household Artist in 1896.Inside the museum, you can see many cloisonné works by Namikawa Yasuyuki, as well as the open main house with high lintels and glass screens for overseas visitors, the former studio, and the former kiln. The garden was designed early on by Ogawa Jihei VII (Ueji), and draws the Lake Biwa Canal into the garden pond.The building is a nationally registered tangible cultural property, a historically designed building designated by Kyoto City, and the garden is a Kyoto City designated garden of scenic beauty. It is one of Kyoto's modern cultural heritage sites, and retains the appearance of a Meiji-era house in good condition.Namikawa Yasuyuki Wired Cloisonné Memorial FoundationNamikawa Yasuyuki Cloisonné Memorial Museum(From the on-site information board)
尾張七宝の超絶技巧作品作者の家がそのまま保存された小さなミュージアム。現在では再現不可能といわれる細密な七宝細工がいかに生産されたか、作り出されたのがどんな場所であったのかが良くわかる。この小さいながら調和ある美しい空間で、この緻密で華麗な作品が作りあげられたのかと思うと感慨深い。とくに庭には五感が刺激される。ぜひとも一人でゆっくり鑑賞したい。作品を鑑賞するだけではなく、庭を含めた家が醸しだす風情を味わいたい。ハガキが一枚100円というのが良心的。
京セラ美術館に行った後に寄りました。七宝作品が並ぶ小さな美術館ですがとてもすばらしいです。精緻かつ美しい作品群です。海外に売れたということは世界的にも高いレベルの工芸品だったのだと思いますが、なぜこのようなものが生まれたんでしょうか。工場での製作で並河靖之氏は焼き担当?で下絵は別のチームが担当したようです。建物や庭もすばらしいです。
七宝と言えば愛知の七宝町ですが、そこのアートビレッジでここを勧められました。藤の超絶技巧壺が見れます。ロストテクノロジーでしょうね。素晴らしい。お庭も綺麗です。場所がまた風情があるとこに存在します。蚊に刺されます。
| 名前 |
並河靖之七宝記念館 |
|---|---|
| ジャンル |
/ / |
| 電話番号 |
075-752-3277 |
| 営業時間 |
[水金土日火] 10:00~16:00 |
| HP | |
| 評価 |
4.4 |
| 住所 |
〒605-0038 京都府京都市東山区三条通北裏白川筋東入る堀池町388 |
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小さな工芸館ですが、七宝焼の作品は、思った以上に繊細で、小さな作品の中に草花が輝いていて、見応えがありました。人が少ないので、ゆっくりと一つ一つの作品を見ることができました。紅葉や紫陽花、菊や藤などよく見られる華やかな植物だけでなく、すそにタンポポなど、素朴な草花がデザインされている作品もあり、そのセンスが個人的にはとても好ましいと思いました。奥の部屋で、自分で操作してみるビデオがありますが、見ると七宝焼の制作過程が想像以上に手間がかかるものだということが理解でき、さらにその貴重さがわかりました。