重要文化財の美しい飯道神社。
飯道神社の特徴
甲賀忍者の修行道が残る、歴史深い神社です。
重要文化財に指定された美しい社殿が魅力的です。
大きな鳥居の先にある静かな環境で、絶景を楽しめます。
飯道神社(いひみちじんじゃ)の祭神は原始山岳信仰の対象である飯道神でしたが、現在の祭神は和銅年間(708-715)に熊野本宮から勧請された事解男命です。天平14年(742)の紫香楽宮の造営や天平宝字2年(758)の東大寺大仏殿建立に際して信楽杣の木材が用いられました。このため、朝廷は飯道権現が信楽杣の森林支配の神であると承認し、東大寺二月堂守護神として飯道権現が祭られることにつながりました。二月堂近くの飯道神社は修二会(お水取り)の際にもその存在が重要視されています。もともと、飯道山を水源とする水への信仰があったといわれ、これが修二会(お水取り)にも関係があるのかもしれません。なお、杣(そま)とは古代から中世にかけて、国家や貴族、寺社などが建設用材を確保するために指定した山林のことです。久安2年(1146)に「飯道権現」の勅額を受け、中世には油日大明神とともに甲賀郡の住人に崇敬されました。飯道山は標高約664メートルで、古来より山伏たちが修行する霊場で、中世には飯道寺が神宮寺として中世に存在し、50を超える僧坊が立ち並ぶほどの規模だったといいます。甲賀忍者の修行地でもあり、戦国時代にはその戦術を磨いたと伝えられています。明治時代の神仏分離令によって飯道寺は廃寺となりましたが、その遺構や文化財は今も残り、飯道神社の本殿は重要文化財に指定されています。
飯道神社。巨石、奇岩が点在する甲賀忍者も修行したと伝えられる修験の山にあります。本来の祭神は原始山岳信仰の対象である飯道神だったそうですが、現在の祭神は穀物神の宇賀御魂神と、弁財天を習合する飯道権現が挙げられています。これには飯道山を水源とする水への民俗信仰が伝わることから、山麓住民による分水信仰があったことがうかがわれます。中世には油日大明神とともに甲賀の人たちに厚く信仰されていました。現在の本殿は江戸時代の初期(1650年)に再建立された鮮やかな赤が印象的な極彩色の桃山様式の建物で国の重要文化財。神社の背後にはこれまた見事な巨石が立ち並び荘厳な雰囲気。本殿の左手から裏にまわると晴れていれば眺望が素晴らしいであろう東ののぞきもあります。
甲賀忍者が🥷修行し、信仰した修験道の神社⛩です。この関係もあり、甲賀の薬売りがはじまっています。ちなみに、富山の薬売りも立山が霊山としての信仰があり、修験道が盛んか場所でした。滋賀県甲賀は、山間の町で農業はあまりできなかった場所でそういう場所からは、技術が発展するそうです。富山も立山からの川の氾濫が頻繁した場所で殖産を考えられた場所です。また薬を入れるガラスも製造も盛んになりました。アクセスは、JR草津線草津駅🚉から貴生川までいき、乗り換え信楽高原鉄道で紫香楽宮跡前下車し、徒歩70分です。
参道の道は昨今の雨によるものか荒れています。でも、登頂し終えて本堂が見えたときには来てよかったと思いました。
新名神信楽ICから5分程度の好立地駐車場も完備です。駐車場から飯道神社まで、小学1年生の足で片道30〜40分途中に目印「一丁目」「二丁目」があり「七丁目」が飯道神社です。飯道神社からは修験道を体験できるコースがあり、細い山道があったり、岩の隙間を通ったり少々ハードですが、とてもいい体験ができました。(小学1年生の息子で十分回れます、幼稚園児は厳しいかも。)運が良ければ螺貝を吹く修験者にも出会えます。初めて行かれる方は、修験道体験の道や飯道山山頂への道がわかりづらいかもしれません。案内板が劣化しているので、すれ違う方に聞く方がいいかもしれないですね。神社にはトイレがありますが、強烈な臭いです。出来るだけ事前に済ませましょう。
近年修復された重要文化財の美しい社殿が目を惹きます。近辺には明治期の神仏分離により破却された寺院の跡を偲ばせる石垣が残されています。社殿の周囲には行場があり、20分から30分程で巡る事が出来ますが、一部危険な箇所もありますので、注意が必要です。
私はゴルフ場近くの県道53号を降りてきた鳥居のある辺りから登った。この山は神社が7丁目にあるので、それを考えてペース配分をしていけば行きやすいかと思う、途中途中にここは何丁目であるというような事が書かれた石があるので、それを見ながら行くと良い。登りきった先、お堂や仏関係の施設が並び、その先に本堂がある。どうやら神仏習合の影響の強い場所らしい。本殿は紅く美しい彩色で、大きな鈴が設置してある。御朱印は300円で買えるコーナーが設置してあるのでそこで買うといい、さて、ここ、飯道神社は式内社、かつ金勝寺四鎮守の一社で、金勝寺に新しく入った二人の僧侶の内一人をこの神社か山津照神社に修行に行かせたらしい。
重要文化財に指定されるほどの由緒ある建造物。しっかり手入れされている。神社の裏の覗岩付近から展望がある。また、ここから切り出された木材が奈良の東大寺の大仏建立時に使われたということで、二月堂の近くに分社があるとか。参道を歩くと、昔の賑わいが感じられる。
静かなところです。山の上の方なのでそれほど参拝者は見かけませんでした。景色も素晴らしいですよ。車での参拝は、勾配のきつい階段中心の山道を20分ほど登ることになります。電車で来られる方は、その前から舗装路の坂道を登ることになります。山道にしては落ち葉で滑るようなことはなかったので、しっかり保全していただいてるんだろうなと感謝です。
| 名前 |
飯道神社 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 営業時間 |
[土日月火水木金] 24時間営業 |
| HP | |
| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
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宮町登山口から30分少々で大きな神社。綺麗、荘厳、トイレ綺麗で感謝感謝。神社の左から裏手に回れるようになっていて、見晴らしが良いです。