紅葉に映える北畠庭園。
北畠氏館跡庭園の特徴
室町時代の武家書院庭園で、歴史を感じるひとときを過ごせます。
北畠氏の本拠地である庭園は、隠れた名所として訪れる価値があります。
四季折々の美しさが楽しめる、紅葉ライトアップも見逃せません。
北畠氏館跡庭園は、南北朝時代から戦国時代にかけて伊勢国司・北畠氏が本拠を置いた多気の館跡の東側に位置し、室町期の武家庭園として全国的に高い評価を受ける名勝である。庭園は館跡の中心空間に隣接して築かれ、周囲の山裾と谷地形を巧みに取り込みながら、武家の居館にふさわしい力強さと、自然景観との調和を兼ね備えた構成となっている。庭園の中心となる池泉は、複雑な屈曲を持つ「米」字形を呈し、護岸には川原石を用いた豪快な石組が連続している。池の形状は単なる鑑賞用ではなく、館跡の地形に沿って巧みに配置されており、池泉の屈曲は周囲の山裾や谷の流れと呼応するように設計されている。池の東側には高さ約二メートルの須弥山石を中心とした立石枯山水が築かれ、九山八海を象徴するともいわれる渦巻式の石組が特徴的である。築山には樹齢四百年以上の巨樹が聳え、庭園全体が自然の大きな流れの中に溶け込むような景観を形成している。発掘調査によって、池泉は館跡後期の大造成の上に築かれたことが判明しており、庭園の造営年代は十六世紀代に位置づけられる。津市の保存管理計画では、享禄元年(1528)に管領細川高国が作庭したと伝えられる年代と符合するとされている。ただし、これは伝承と発掘成果が一致するという位置づけであり、高国が作庭者であると断定するものではない。高国が自害の際、北畠晴具に贈ったとされる辞世の和歌「絵にうつし 石をつくりし 海山を 後の世までも 目かれずや見む」は、庭園の伝承を考えるうえで興味深い資料となっている。庭園には、江戸時代の国学者・本居宣長にまつわる逸話も残されている。1772年(明和9年)、宣長は吉野からの帰路に北畠神社を訪れ、北畠家の家臣であった先祖を偲び、庭園を前に「君まして 経りぬる池の こころにも いひこそいでね 昔こふらむ」と詠んだと伝えられている。戦国期に滅亡した北畠氏の記憶が、庭園を通して江戸時代の人々にも受け継がれていたことを示す逸話である。庭園の周囲には、館跡の石垣や礎石建物跡が点在し、庭園が単独の景観ではなく、北畠氏の居館空間の一部として構成されていたことが分かる。館跡の上段・中段・下段の区画構造と庭園の位置は自然に連続し、庭園は居館の東側に広がる「鑑賞と儀礼の場」として機能していたと考えられる。庭園の池泉や立石は、武家の格式を示すと同時に、周囲の山裾や谷の自然景観と調和するように設計されており、北畠氏の文化的側面を今に伝える貴重な遺構となっている。北畠氏館跡庭園は、単なる庭園ではなく、北畠氏の政治・文化・軍事の中心であった館跡の一部として、室町期の武家文化を体現する空間である。池泉の形状、護岸石組、須弥山石の立石、築山の巨樹など、庭園を構成する要素は、北畠氏が多気の自然地形を巧みに取り込みながら居館を築いたことを示しており、南北朝から戦国期にかけて伊勢に君臨した北畠氏の歴史を静かに伝えている。
境内に広がる「北畠氏館跡」および「北畠氏館跡庭園」は、国の名勝・史跡に指定されており、非常に見ごたえがあります。また、境内には「花将軍」と称えられた北畠顕家公の凛々しい石像が鎮座しています。大阪の阿部野神社にある石像と同じものだそうで、歴史ファンにはたまらない見どころのひとつです。歴史的な背景と素晴らしい庭園のロケーションが重なり、静かに歴史に思いを馳せられる素敵な参拝スポットでした。
三大武将庭園のひとつとされていて、米字池、須弥山石と九山八海石が置かれ、見どころとなっている。海外からのお客さんが、観光バスで訪れ、神社でご祈祷をされていました。続百名城のひとつであることで、訪れた。館跡がそれで、脇道から霧山城跡へと登る道がある。
☆国指定名勝にして三大武将庭園‼️伊勢国司「北畠氏居館」に約500年前に作庭された武家書院庭園・池泉鑑賞様式、複雑な形で武骨な苔むした石が周りを固める「米字池」と左手の築山と枯山水、庭園自体は約850坪ほどで散策路あり、池の畔にベンチもあるのでゆっくり眺めるのも中々気持ち良いです、夏は新緑・秋の紅葉も綺麗でしょうね😄有料/一般500円を社務所で納めて下さい。
令和8年4月7日散策良い庭だとは思うけど、、、歴史や偉人に関心が無ければ狭いから500円は高いかな〜
お隣の北畠神社の宮司さんに色々と教えていただきました。紅葉が綺麗な時期でしたが、石組みが魅力ということで、しっかりと見てきました。「日本三大武将庭園」響きが格好良いです。
期間限定のライトアップがあると知り訪れました。昼間とは違った幻想的な風景は素晴らしかったです。風がない夜だったので、水面に紅葉の木がしっかり逆さに映り込んで幻想的でした。300円の入庭料は決して高くない雰囲気です。人がたくさん来場されていて、うどんやぜんざいなどもふるまわれ盛況でした。昼間の庭園も大好きです。南北朝時代の歴史や北畠氏を偲ぶ雰囲気に浸れます。発掘された石垣は日本最古のものだそうです。
毎年大イチョウがとても綺麗で11月中旬。
今に残る館跡の庭園は、伊勢国司七代北畠晴具の岳父:管領細川高国が1530年に作庭したもの。お盆で次々とお客さんは来ていたけど、庭園に300円払って入場したのは私くらいでした。庭園鑑賞として行くというより、古い史跡を見るという視点で楽しむ庭園です。
| 名前 |
北畠氏館跡庭園 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
059-275-0615 |
| 営業時間 |
[月火水木金土日] 9:00~16:30 |
| HP | |
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
|
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織田に滅ぼされた北畠氏の本拠地跡。日本三大武将庭園に数えられる本庭園は入園料500円の価値は十分にあります。私はバイクで行ったのですが、朱色の鳥居近くのトイレ横に停めさせていただきました。そこはJAみえなかスーパーの敷地のようにも思えますので、それで良かったのか悪かったのか。