歴史深い淡島明神の安らぎ。
浅草寺の特徴
元禄年間に建てられた歴史あるお堂です。
石工・酒井亀泉の奉納燈籠が安置されています。
現存する旧石灯籠は重要な文化財です。
「台東区:旧石灯籠」2024年9月の写真です。本堂前に、5mもある大きな石灯籠でしたが風雨で劣化し、平成16年(2004)に除去されました。その一部がこれです。
みたまよとこしえに安らかにわれら守らん世界の和湯川秀樹。
近年まで、明治二十五年(一八九二)に石工の酒井亀泉が奉納した燈籠が本堂前に安置されていましたが、これはその一部です。江戸時代後期、亀泉の祖父・栄三は酒癖が悪く、それがもとで失職してしまいます。 栄三の妻は信心していた浅草寺にお参りし、夫の酒癖の悪さの許しを願い、子孫代々酒を断つ旨を誓いました。この家訓を守り、やがて一家は石工として大成。亀泉がその報恩にと浅草寺にこの燈籠二基を奉納したそうです。平成十六年に、経年劣化などによる倒壊のおそれがある為、惜しまれながらも撤去され、ここにその一部を記念として納めました。
| 名前 |
浅草寺 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| HP | |
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
|
周辺のオススメ
元禄年間(1688年~1704年)に紀伊国加太の淡島明神を勧請して建てられたお堂です。太平洋戦争の東京大空襲で本堂が焼失した際に浅草寺の仮本堂として御本尊をお守りしたことがある。淡島堂内には御本尊阿弥陀如来像・淡島明神像とその本地仏の虚空蔵菩薩像・取子地蔵尊などが安置されている。平成六年(1994年)に浅草寺境内整備の折に現在地に移築されました。