郵便局長が刻んだ大正の夢。
滝畑の磨崖仏の特徴
大正末から昭和初めにかけて青年郵便局長が彫った磨崖仏が特徴的です。
ダムの上部から見える美しい崖が訪れる人々を惹きつけます。
テレビ朝日に紹介された魅力的な観光名所として話題です。
滝畑ダムの下流岩壁に彫られた観音菩薩と地蔵菩薩。石川の右岸にありダムサイトから遠望で見ることができます。彫られてから100年近く経っているので観音菩薩の方は風化が進んでわかりにくくなっている。比べて地蔵菩薩はまだハッキリしています。作成は個人で長野郵便局初代局長の夏目庄吉氏。10km離れた旧長野村から自転車で通い詰め、大正末期から6年かけて彫りあげた。経緯はこの付近に高野山へ続く道があり、険しかったため怪我や死亡する人が多かったらしく無事に向かえるようにと祈願の為に作られた。おそらく無許可制作だと思うが当時は許されるおおらかな時代だったのだろう。現在は高野山へ舗装路が通っており当時よりもはるかに安全だが道幅は狭く荒れている。草木が飛び出しているので走行すれば軽自動車でも傷が付きそうな道でほとんど使われていない。かなり高い位置にあるが作成時はダムが無く、地形はかなり違ったと思われます。しかし梯子をいくつも掛けて木製足場で作業する写真が残っており苦労が想像できる。明瞭な地蔵菩薩は左右対称に整って彫られて素人の高所作業とは思えない仕上がりです。無料駐車場あり。滝畑ダムに停めれます。
観音様は掘った線の形。地蔵尊は掘りだしで浮き出ています。この摩崖仏を見るには滝畑ダムからの道では無くて、南花台からぐるっと回って、細い道を行ってください。
じっくり見ると右側に観音様、左側に地蔵尊が彫られているのが非常によくわかる素敵な作品でした!
大正末から昭和の初めにかけての6年間で地元の郵便局長さんが彫られたとか?重機などを使わずどうやってこの場所に行って掘ったのかとても気になります。
どこがだるまがよくわかりませんでした。ダムはアーチ型で落ちたら絶望的なので怖かったです。
滝畑の管理事務所から南へ歩くとダムの上部から左手にに見事な崖がありました🎵
郵便局長が一人で6年間かけて、彫った磨崖仏。
遊歩道の始まりあたりから斜め下方面に見えて来ます。はじめは分からないけどよーく見ると 仏様が見えます。昭和の初めに掘られたらしいですがまだくっきり残っていて素晴らしいですダムも見応えあるので行ってみて下さい。
ダム管理人さんの応対が素晴らしいかったです。
| 名前 |
滝畑の磨崖仏 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 営業時間 |
[水木金土日月火] 24時間営業 |
| 評価 |
4.1 |
| 住所 |
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大正の終わりから6年かけて掘り、昭和6年に完成したという摩崖仏。どうやってこんな場所に掘ったのでしょうか。肉眼でも見つけられないことはないけど、ぱっと見ただけではわからない…。