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歌人でもあり国文学者の窪田空穂の生家です。明治10年(1877年)6月8日空穂はこの家で生まれ、18歳で上京して東京専門学校に入学しました。卒業と同時にジャーナリストとなり同時に詩歌を始めますが、大正9年(1920年)43歳で東京専門学校の講師になると、以後70歳の定年まで教職を務め、その間に日本三大歌集の全評釈を成し遂げるという前人未到の業績を残します。松本高等小学校時代はここから毎日往復約16キロの道を通っていたそうで、明治10年に改築された母屋と、明治29年に隠居所として建てられた離れがあり、自由に見学することが出来ました。