南陽市の神秘、熊野大社。
熊野神社(熊野大社)の特徴
南陽市にある熊野神社は、歴史感あふれる茅葺き屋根が魅力です。
縁結びの御利益で有名な神社として、多くの参拝客が訪れます。
三羽のウサギが隠れている参拝スポットが楽しめる場所です。
やっと行くことが出来ました。前から行ってみたいと思っており、今回思いきって参拝しました。気持ちが和やかになる場所ですね。丁度菊祭りの時期らしくいろいろと展示がありましたよ。
祭神は紀伊の熊野三山と同じく熊野夫須美大神(イザナミ)・熊野速玉大神(イザナギ)・家津御子大神(スサノオ)ですが、こちらの神社は熊野権現よりもイザナミ・イザナギの方を主神として推しています。イザナギ・イザナミ夫婦にあやかって、縁結びの神社とされているようです。拝殿がとても大きな茅葺き屋根の造りで見応えがあり、出羽三山神社の本殿の茅葺きよりも古いものだそうです。拝殿の裏手にある三棟の本殿は神域とされ垣根に囲まれており、一見参拝が出来なそうですが、土日祝日の10時以降は参拝可能です。本殿の裏手(3羽の兎を探す所)に周ると担当の警備の方が居られるので、参拝したい旨を伝え、お祓いなどの手順を踏んだ後、垣根内部に入れて頂き参拝できます。お賽銭300円を納めますが、本殿の御守りを頂けます。神域内なので内部は撮影禁止です(垣根の外側からなら撮影OK)もう一つお勧めは「考古館」、石段を登ってすぐ右手の建物で普段は施錠されてますが、御守り授与所の巫女さんに拝観したい旨を伝えると、担当の神職の方が出て来て開けて頂けます。神仏習合時代の本尊阿弥陀如来や、修験道の不動明王像、懸仏、善光寺神輿などが詳細な解説文と共に展示されており、さながら「熊野大社歴史博物館」です。歴史好きの方は是非拝観をお勧めします。境内は風鈴や風車の飾りで心が晴れやかになり、御守り類は優しい色合いの多種多様なものが揃い、気軽に参拝したい方にも向いてる一方で、熊野権現を始めとした多くの社殿(三十柱!)が並び、神社好きもじっくり巡れる、なかなか濃い神社でした。
熊野夫須美大神(伊弉冉命)を主祭神、熊野速玉大神(伊弉諾尊)・熊野家津御子大神(素盞嗚尊)・八咫烏大神を配祀神とする日本三熊野(和歌山県・熊野三山/長野県・熊野皇大神社/山形県・熊野大社)の一つに数えられる神社です。第45代・聖武天皇(701~756年)が天平13(741)年に仏教による国家鎮護のため、日本各国に国分寺建立を命じた奈良時代中期頃の創建とされますが、一説には平安時代末期の平家一門武将・平維盛(1159~1184年)による創建とも云われています。社伝によれば、平安時代前期の大同元(806)年に第51代・平城天皇(774~824年)の勅命により紀伊国・熊野権現を勧請して再建した記録があり、第77代・後白河天皇(1127~1192年)が平安時代後期の久寿2(1155)年即位の折、当社に天下泰平の祈祷を勅命、以降勅願社に指定されました。その後、上杉・伊達氏歴代武将の信仰を受け、慶長9(1604)には米沢藩(初代藩主=上杉景勝)家老・直江兼続(1560~1620年)により社領の寄進や社殿の修復が行われ、神仏習合(飛鳥時代~明治時代初期)の折には、熊野三山の熊野本宮大社第三殿・証誠殿の寺号が与えられ、熊野修験の一大霊場として栄華を極めました。境内には、山形県の有形文化財(建造物)に指定される『①熊野神社拝殿』『②土社神社本殿』『③二の宮神社本殿』及び南陽市の有形文化財(建造物)に指定される『④三の宮神社社殿』が建立され、山形県の文化財(天然記念物)に指定される『⑤熊野神社の大イチョウ』が自生します。①:入母屋造草葺、向拝中央間向唐破風付入母屋造草葺で、全国的にも類例が少ない大規模な拝殿として、江戸時代の天明7(1787)年に再建される。②:一間社流造、銅板葺(もと茅葺)の小社で、室町時代末期頃の建立とされる。③:一間社流造、銅板葺の素木造の小社で、室町時代末期頃の建立とされる。④:三間社流造の小社で、江戸時代前期の寛永3(1626)年の建立とされる。⑤:平安時代中後期武将・源義家(1039~1106年)が、家臣・鎌倉(権五郎)景政(1069~1116年?)を当社へ必勝の祈願に遣わせ、その際に影政が手植えしたと云われる県内有数の巨樹で、樹高役30m・根周り約7.7m、樹齢約900年とされる。熊野神社鐘楼は、江戸時代前期の寛永3(1626)年に寄進された大梵鐘で、第二次世界大戦(1939~1945年)中の昭和18(1943)年8月12日に、戦局激化と武器生産に必要な金属資源不足を補う目的で『金属類回収令』が公布施行されましたが、この大鐘は文化的価値があることから免除され、現在も朝・昼・夜の3回、一日も休むことなく世界平和を祈念して打ち鳴らされています。境内社として、二宮神社(御祭神:熊野速玉大神/伊弉諾尊)・三宮神社(御祭神:熊野家津御子大神/素盞鳴尊)・八幡神社(御祭神:誉田別尊)・保呂羽神社(御祭神:大名持神)・愛宕神社(御祭神:火産霊神)・羽黒神社(御祭神:稲倉魂命)・菅原神社/文殊菩薩(御祭神:菅原道真公)・千手堂/千手観音(御祭神:国常立神)・稲荷神社(御祭神:宇迦之御魂大神)・皇大神杜(御祭神:天照大御神)・厳島神社/弁財天(御祭神:市杵島姫命)・白山神社(御祭神:菊理姫神)・義家神社(御祭神:源義家公)・景政神社/金剛拳菩薩(御祭神:鎌倉権五郎景政公)・和光神社/虚空蔵菩薩(御祭神:豊斟渟神)・招魂社(御祭神:護国英霊)・月山神社(御祭神:月読命)・湯殿山神杜(御祭神:少彦名命)・大社神社(御祭神:大地主神)・幸神社/馬頭観音(御祭神:猿田彦神)・山神社(御祭神:大山祇神)・青麻神社(御祭神:天御中主神)・大宮子易神社(御祭神:木花開耶姫命)・古峯神社(御祭神:日本武尊)・土社神社/不動明王(御祭神:訶志古泥神)・道祖神社(御祭神:道祖神)・水神杜(御祭神:罔象女神)の30柱の神々が鎮座し、明治維新後の近代社格制度において、明治5(1872)年に郷社、大正6(1917)年に県社に列格されました。整備された駐車場あります。
大変古い神社。伊弉諾尊、伊弉諾尊、素戔嗚尊が祀られている。806年に再建されたとかかれていました。昔から神様を求め多くの人がこの神社を訪れたことでしょう。道中の安全をお願いし、手を合わせると清々しい気持ちになりました。
此方に来るのは2回目になります。前回来た時も確か今頃の季節で門前の銀杏が黄色く色ずいていたのが印象的でしたが、今回は少し早かったみたいでした。何と言っても此方では〝三羽のうさぎ〟が有名ですが、相変わらず心が汚れているためかどうしても最後の一羽を見つけられませんでした。次回また来る事が有れば双眼鏡を持って来て見つけたいと思います。
ヒロシの迷宮グルメ 異郷の駅前食堂を見てきました。こんな素晴らしい所があったとは。これからの季節は紅葉も楽しめそうです🍁お賽銭用の小銭を沢山持っていくことをオススメします。
南陽市に寄ったついでに観光スポットをチェックしていたらコチラに行き着きました。しかしなぜ山形県に熊野?と少しばかり疑心暗鬼でしたが、思ってた以上に大きな神社で参拝者も多く、これはタダモノではないなと改めて襟を正してのぞむ事に。ウサギと風鈴が象徴らしいが....。本殿にお参りした後、幻想的にすら感じるミストシャワーに誘われるかの如く、更に奥へ....。ん?ひっそりしてるはずの本殿裏に人だかり?何?三羽のウサギ?。ここへ来て初めて、テレビで観た事のあるあのウサギ探しで有名な神社である事に気付きました!。しばらくトライしましたが、悪天候と視力の無さもあり一羽しか見つかりませんでした。それでも偶然この有名な神社に来られた事は嬉しい限りでした。
初めて参拝しました。風鈴が可愛らしく、写真映えするのは間違いなさそう☆また、ミストがドライアイスの様に出ていて、とても気持ち良かったです。ミストの粒も細かくビチャビチャになることはありませんでした。写真の風鈴(桃色)は購入もできるようです。花手水も見たかったのですが、常時やっている訳ではなさそう。入口付近にはカフェがあり、かき氷がふわふわでおすすめです。メニューは全体的に大人向けのような気がします。
地元なんだけど初めての参拝😭(2021-11-22)駐車場有、コンパクトな熊野大社入口に花手水舎階段二つで熊野大社に到着風車いっぱい熊野大社(熊野神社)当然参拝見事な茅葺き屋根、荘厳さが漂う熊野大社の奥に銘板「熊野大社」鯉や亀なんかが隠れてる熊野神社神楽殿花や落ち葉で飾り付け中熊野大社手前の風車と後ろの風車門強い風で実際に回ってた裏側に回ると誰もが尋ねる「三羽のウサギ」2羽は見つけられるけど‥‥すべてがウサギに見えてくる八幡神社と菅原神社(ゴッタになった)彫刻は見どころ他にもまとまって神社があり短時間の見学、ゆっくり見学、じっくり見学できます花手水舎や神楽殿の飾り付けやキティちゃんなどクオリティが高いと思う関係者のお掃除も大変だおみくじは試さなかったけど実際に参拝のご利益はありそう!四季の変化も見たいものだ。
| 名前 |
熊野神社(熊野大社) |
|---|---|
| ジャンル |
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| 電話番号 |
0238-47-7777 |
| 営業時間 |
[日月火水木金土] 9:00~17:00 |
| HP | |
| 評価 |
4.4 |
| 住所 |
|
周辺のオススメ
どこかにビューーン!旅で赤湯駅へ行った際にお参りしました。和歌山県の熊野三山、碓氷峠の熊野神社とともに日本三大熊野のひとつに数えられるということで、古くから熊野修験の霊場として栄えていたそうです。それ故拝殿や本殿も重厚な佇まいで、凛とした空気を感じます。また、産霊(むすひ)の神様ということで、縁結びなどにも御利益があるようで、御守りなども女性向きの可愛らしいものが多いようでした。山形鉄道線で赤湯から二駅目の宮内駅が最寄りですが、日中は本数の少ない時間帯があり、バス便も少ないため、公共交通機関利用で参拝される際は事前に時刻を調べてから訪問することをオススメします。