圧巻の1万2千体、仏様の世界。
真山の万体仏の特徴
真山神社の小堂には、約1万2千体の地蔵菩薩が並び圧巻。
小さな建物の壁や屋根裏には、びっしりと刻まれた仏像が存在感を放つ。
注意していないと通り過ぎるほどの場所にあるため、訪れる価値あり。
男鹿市北浦真山 常山院(?)万体仏堂男鹿半島の真山神社ふもとにある(なまはげ館)へ自家の足のないものは日時を決め、タクシーにて向かうことが多いのだが、これが乗り合いであると乗り降りのポイントが定まっているため神社へ2㌔ほど手前であるお堂までは改めて歩き直さなければいけない。これがなかなかの傾斜なので神社へ戻る登りを考えると疲れやすい人は行き方を別に検討するほうがいいです。まあそれはさておきいったらすごいですよ、ここはほんと幼い弟子の死をきっかけに子どもらの供養にと始めたそうですが素朴な仏たちの包み込むような迎えが身に沁みます。
2024.3.16の訪問。20cmくらいの木彫りの地蔵菩薩像約1万2千体がお堂の天井や壁に並べられています。入口からの自然光に照らされた像に圧巻されます。
真山神社からはだいぶ手前に、小さなお堂がありました。田舎にはいわゆる「集落の神社」があるものですが、そんな佇まいのお堂の中に、13000体のお地蔵様が四方壁一面にいらっしゃいました。〆縄は神様、お地蔵様は仏様、真山神社ももとはお寺。地元の方々が無病息災、大漁祈願、安産祈願として信仰されているとの説明書きがありましたが、敷地内には御田ノ神様の石碑もあったので、それのみならず、日々の生活全般で心の拠り所にされている雰囲気を感じました。雨模様の午後に伺ったので暗いお堂内に入り、スマホのライトをつけましたが、照らし出した光景に圧倒されてしまいじっくり拝見できず。ちょっと、圧が強かったです。路肩が広くなっていて2台位ならお堂前に車停められます。伝承館から歩いて来た方もいらっしゃってました。
真山神社の参道入口にたたずむ小堂に、親指ほどの大きさの地蔵菩薩一三〇〇〇躯が奉納されています。壁をおおいつくす木端仏は正徳四年に光飯寺の仏僧が彫り刻んだもので、不幸な死を遂げた弟子の菩提を弔うとともに、幼くしてこの世を去った子どもたちの供養のためであったと伝えられています。明治の神仏分離令により光飯寺は真山神社となり、堂塔のことごとくが棄却されながらもこの小堂のみが存続したのは、「七歳までは神のうち」と言われた時代の、死せる子を悼む親の思いの強さ故でしょうか。親に先立ち、賽の河原で石を積む子らを極楽浄土に導く地蔵菩薩のまなざしを受けていると、しんみりとした心持ちになります。
小さな建物ですが、壁や屋根の裏側に小さな仏像がびっしりと刻まれており、圧倒されます。なまはげ館や真山神社に向かう道の途中にありますので、立ち寄ってみてはいかがでしょう。
1万2千体の小さな仏像が安置されているお堂言い伝えによると普明というお坊さんが弟子や幼くして死んだ子供達の供養の為に造ったのだという木彫りの人形は1体1体は簡素だが壁一面にズラッと並ぶ様は圧巻、どこか厳かな雰囲気にさせるお堂の入口、向かって右の場所にひっそりとスリッパがあるのでそれを履いて入る…のかな?
注意していないと通り過ぎてしまいそうな場所にあります。なまはげ館の見学後にサクッと見学。
小さいお堂の中に沢山の仏様がいました。全国的にも珍しいお堂らしく、なまはげに会いにいくときは立ち寄るのがよいです。
いまだかつてないお堂でビックリ。こういうのも在るのか。非バリアフリー。お堂の階段は、降りるときに要注意。賽銭箱あり。中は土足厳禁なのか不明。一応、脱いだけど。
| 名前 |
真山の万体仏 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 営業時間 |
[火水木金土日月] 24時間営業 |
| HP | |
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
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約13,000体の木像仏様が安置されていました。若くして亡くなった弟子や子供達を供養する木像だそうです。東北地方などで昔に起きていた口減らしをも供養していたのかもと想えました。小堂の下道路側に2〜3台停まれる駐車スペースがあります。夏場はアブなどの虫が多いので虫除けスプレー使用をお勧めします。