徳冨蘇峰の生家で学ぶ道。
徳富蘇峰・蘆花 生家の特徴
徳富蘇峰の事績や思想を深く学べる場所です。
専門的なガイドが丁寧に説明してくれます。
明治の批判精神に触れる貴重な体験ができます。
徳富蘇峰・徳冨蘆花、兄弟の生家。兄の徳富蘇峰は明治・大正時代に、ジャーナリスト、歴史家、思想家として活躍。弟の徳冨蘆花は「不如帰(ほととぎす)」、「自然と人生」など数々の名作を生みだした文豪でした。二人の生家は、寛政二年(1790年)徳富家中興の祖・徳富久貞により建てられたもので、明治三年(1870年)、蘇峰・蘆花の父一敬(淇水)が熊本藩庁に招かれ一家が熊本に移り住むまでの80年間、徳富家はこの家に住み続けました。その後、明治二十二年からは西村家の商家(屋号:衣屋)として代々受け継がれ、現在残された建物は徳富家時代の3棟(主屋・蔵・離れ)と、西村家時代の2棟(主屋・蔵)の5棟になります。坪庭は江戸時代に作庭された徳富家時代のもの、池の周囲に磯石と川石をバランスよく緻密に配置し、池には彫刻により製作された石橋が架けられ、小さいゆえに緻密かつ贅沢な設えとなっている。主木は松だが、モミジなども植えており季節の彩りを添えることも忘れていない。基本的には座観式庭園で、客間である奥の座敷側が見付・正面だが反対側の廊下からも鑑賞可能となっている。奥座敷の手前にあるもう一つの接客用の表座敷付書院の障子を開くと坪庭の石灯籠が見えるようになっている。この表座敷の竿縁天井は床挿しとなっているが、これはたとえ商人になっても徳富家の祖先が武士であったことを忘れていないと言う意識の現れと考えられる。庭には樹齢300年以上の紅葉やカタルパの木があります。(令和二年9月22日)
親切な案内の方に熱心に丁寧にガイドしていただきました。蘇峰と蘆花について知を深めることができました。
ただ見るだけでなく説明を聞くとよく理解できます。
時代と共に歩んだ明治の思想家、徳富蘇峰の事績や批判精神について学芸員の方にとても丁寧に説明していただきました。
| 名前 |
徳富蘇峰・蘆花 生家 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0966-62-5899 |
| 営業時間 |
[金土日月] 10:00~16:00 |
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
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教育委員会の方がご丁寧に説明くださりありがとうございました。