桜橋近くの巨樹ケヤキ、壮麗な景観。
吉野川左岸 飯貝のケヤキの巨樹群の特徴
吉野川左岸に壮大なケヤキの巨樹群が広がり、圧巻の光景を楽しめます。
幹周り4m前後のケヤキが4本まとめて生えており、自然の美しさを感じられます。
桜橋の上流側にあるケヤキは、訪れる人々に特別な魅力を提供しています。
吉野川左岸、桜橋の上流側には幹周り4m前後のケヤキの巨樹が4本まとまって生えている。環境省巨樹巨木林DBへはおそらく以下の一本が代表して登録されている。幹周り:4.25m、樹高:20m、登録No.48180またこれらの上流にも巨樹とは言えない大きさではあるがケヤキが数多く存在する。下流側、遠くには土田のケヤキ、水分神社・子守神社(丹治)にもケヤキの巨樹があり、吉野川沿いにはケヤキが多い。
| 名前 |
吉野川左岸 飯貝のケヤキの巨樹群 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
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ここにケヤキが生えている理由について。かつて日本各地では山間部から切り出した木材を運搬する手段として筏流しが行われていましたが、吉野川(紀の川)も同様でした。吉野川の筏流しはその事情が複雑なので割愛しますが、今の平宗のある場所には飯貝検査所と呼ばれる建物があり上流から流れてくる木材の管理を行っており、一時的に係留する必要があったようで、それらを繋ぎ止めるものとしてケヤキが残されたようです。このケヤキが植樹されたものなのか、もともと自生していのかはわかりません。なお、吉野川はこれより下流で二手に分かれており、土木事務所や旧吉野小学校のあたりは中洲となっており、本流は現在は埋め立てられましたが南側を流れていたようです。ケヤキは飛び飛びですが下流に向けてあったようで並木は、この場所からはじまり、今のよしのこども園の手前あたりまであったようです。近年までは桜橋の両側にあって上流側は歩道橋を設置するために伐採(1979年頃?)されたようで下流側は枯れて2020年頃に伐採されました。また200mほど下流にも3本が生き残っていましたが、うち1本は2020年頃(?)に伐採されていますが、2本が私有地に現存しています。