晩香廬で味わう大正の優雅。
晩香廬の特徴
国指定重要文化財で、渋沢栄一の喜寿を記念して建てられた建物です。
飛鳥山公園内に位置する洋風の茶室で、短い散策を楽しめます。
田辺淳吉氏によるこだわりの内装やデザインが魅力的な空間です。
飛鳥山3つの博物館のひとつ、渋沢史料館(晩香虜)です。おとな向けですので、小さなこどもは退屈でしょう。紙の博物館・北区飛鳥山博物館とセットで見学をどうぞ!共通券@800がお得ですよ!!
北区西ヶ原。1917年に渋沢栄一の喜寿を祝い、合資会社清水組(後の清水建設)の4代店主・清水満之助が贈った小亭です。設計をしたのは当時清水組技師長で大正期を代表する建築家の田辺淳吉です。清水組と渋沢栄一の出会いは、渋沢が設立に尽力し、初代総監役を務めた第一国立銀行の社屋の設計と施工を清水組2代店主の清水喜助が手掛け、見事な銀行建築を完成させたことに遡ります。渋沢はその時から清水組に絶大な信頼を寄せました。渋沢は清水組が3代店主の清水満之助の逝去に伴って経営危機に陥った時は、相談役として立て直しに協力し、清水組を近代的な建設会社へと育て上げました。4代目店主・清水満之助(3代目とは別人)はその感謝を込めて、技術の粋を尽くして小亭を贈りました。渋沢はこの小亭を大変気に入り、自作の漢詩から〈晩香盧〉と名付けました。この建築は洋館に見えますが、日本の伝統的な数寄屋造りの要素を取り入れた和洋折衷の建物です。中には暖炉があり、そこには渋沢の喜寿を祝う「壽」という文字を表したタイルがはめ込まれています。晩香盧は訪問客をもてなすレセプションルームとして使われ、多くの人がここでもてなされました。当時から使われている棚や傘立てもあります。1999年に行われた保存・修理工事では当時の中身に合わせて復原され、2005年には国の重要文化財に指定されました。
渋沢資料館の入場券で見学できます。青淵文庫(せいえんぶんこ)と違って、やすらげる感じの佇まいです。部屋に上がるには履物を脱いでください。近くにお土産屋さんがあります。
晩香廬(ばんこうろ)2024/12/08訪問東京から北区にの飛鳥山公園内旧渋沢庭園の敷地内にあります、「晩香廬(ばんこうろ)」です。晩香廬(ばんこうろ)は、渋沢栄一の喜寿を祝って現在の清水建設(株)が贈った洋風茶室です。1917(大正6)年の竣工で、丈夫な栗材を用いて丹念に作られ、暖炉・薪入れ・火鉢などの調度品、机・椅子などの家具にも、設計者の細やかな心遣いが見られます。晩香廬は内外の賓客を迎えるレセプション・ルームとして使用されました。青淵文庫とともに、国の重要文化財に指定されています。一部、Wikipedia、インターネットから引用しました。
1917年、清水組(現在の清水建設株式会社)が、渋沢栄一氏の喜寿を祝って送ったとされる洋風の茶室です。建築家・田辺淳吉氏作。国指定の重要文化財となっており、当時は客人・要人をもてなすレセプションルームとしての利用がなされていたそうです。個人的な感想に過ぎませんが、決して広くは無い茶室ながら、豪華さは無いけれど、客人をもてなすには十分な存在感を放っているように感じます。どことなく和の風合いもあるような・・・?これなら、双方リラックスして、実のある会談もできたのでしょうね。椅子に腰かけることはできず、はだしはNG(ちゃんと靴下を履いていたので問題なし)です。ご注意ください。また、晩香廬への入館は、渋沢栄一史料館の入館券(または入館後に残った半券)の提示が必要になる点もご注意ください。
青淵文庫と同じように 渋沢栄一史料館のチケットで入館出来ます。こちらは靴を脱いで上がるので 裸足だと 靴下(有料かどうかは不明)を履かされていました。こじんまりとした洋風の建物ですが 青淵文庫とはまた違って のんびり お茶しながら庭を眺めていたいような くつろげそうな空間です。暖炉も趣きがあります。
渋沢史料館のチケットがないと中に入れない。閉館が16時と早いので注意。洋風のバンガローだが和風のエッセンスが感じられる不思議な建物。大正時代の建物は建築家がこなれていて違和感なく和洋折衷しているのが面白い。晩香廬という名前もバンガローに漢字を当てたものだし。
国の重要文化財です。渋沢栄一の77歳の喜寿を祝い、現在の清水建設が寄贈した建物。1917年(大正6年)の竣工で応接間として使用されていました。暖炉と応接間があります。土足厳禁です。渋沢栄一史料館の入場券で入館できます。調度品を眺めて2~3分で出てくるような感じです。
【2022年11月6日(日)午後訪問】JR王子駅から徒歩で訪問。渋沢栄一資料館のチケットがあれば見学可能。美しい内装を観れる。
| 名前 |
晩香廬 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
03-3910-0005 |
| 営業時間 |
[金土日火水木] 10:00~17:00 |
| HP | |
| 評価 |
3.9 |
| 住所 |
|
|
ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
|
周辺のオススメ
飛鳥山の旧渋沢庭園 ~もう一つの重要文化財~夏休みの最終日、晩香蘆(ばんこうろ)に行ってきました。こちらは、1917年(大正6年)に落成した洋風茶室で、渋沢栄一の喜寿を祝って、清水組(現在の清水建設)が贈ったものです。館の名前は栄一自作の漢詩の一節「菊花晩節香」から命名されました。設計は、同敷地内の青淵文庫とともに、田辺淳吉です。訪問当日は、夏季の休業期間ということで館内には入れませんでしたが、外から部屋を覗いたところ、内装の上質さを感じることがでたので、その点は運が良かったと思います。こちらは室内の工芸品なども一級品ばかりということなので、折をみてまた訪れたいと思います。(2025年8月17日訪問)