歴史を感じる!
旧三河島汚水処分場喞筒場施設の特徴
1922年に開設された日本初の下水道処理施設で、歴史的価値があります。
国指定重要文化財として、貴重な浄水場の遺構を見学できる機会があります。
事前予約制で、ガイドによる丁寧な説明が受けられる魅力的なスポットです。
荒川区荒川。国の重要文化財にも指定されている旧三河島汚水処分場喞筒場施設の見学に行ってきました。「喞筒」と書いて「ポンプ」と読みます。ここでは「喞筒」と綴らせていただきます。この旧汚水処分場は1922年に運転を開始しました。荒川の氾濫の被害を受けやすい土地であったため、建設は難工事であったそうです。職員の方の案内で産業史上貴重な施設の内部を見て回りました。水が流れる「流入渠」は、外が煉瓦なのですが、それはコンクリートでは水で削られてしまう心配があるからです。このような、いろいろな工夫が随所に見られます。かつて多くの下水が流れていたであろう「導入渠」はまるで古代遺跡のような迫力でした。揚水量の変動を調整する「喞筒井」の扉はすっかり錆びついており、長い歳月の流れを感じます。私は太い管と細い管を通る水位差を利用して流量を調整するために使う「ベンチュリレコーダー」が印象的でした。喞筒室にはずらりと大きな喞筒が並んで実に壮観です。喞筒は「ゐのくち式渦巻ポンプ」と呼ばれ、これは井口在屋博士が開発した当時の世界最新のポンプです。ポンプの製造メーカーは現在は荏原製作所として知られています。いろいろな設備を見て、ここは、先人の知恵と技術が詰まった施設であると思いました。下水処理というのは、安全で快適な生活をするための基盤をなすものです。ここを訪れて、見えない場所で工夫を凝らして日々尽力してくださる人たちがいるからこそ私たちの生活が成り立っているということがよく分かりました。地域の水環境のために日々働いてくださる人達に、心より感謝を申し上げたいと思います。
荒川自然公園散策後都電荒川二丁目駅のホームで電車待ってたところ我が国下水場発祥の地の看板が( ゚д゚)行きますとも でたどり着いたら「予約なしでは入場できません」と守衛さん。でも看板見てダメもと電話予約ラッキーですね〜 okでした。下水場と浄水場の違いもわからん人間が、大正11年の国の重要文化財に潜入です。マンホールカード、絵葉書セットもいただけました(^○^) この時間外人含めて計四人無限に写真撮りましたよ。
東京さくらトラム(都電荒川線)荒川二丁目駅から線路沿いに荒川区役所前駅方面へと向かい、突き当たりを左折して直進した左手に見えてくる門が旧三河島汚水処分場の入口となる三河島水再生センター入口である。見学に際しては予約が必要であるが入場は無料である。予約時間の5分前迄に三河島水再生センターの入口に行くと案内してくださる方が待っており入場、施設内でアンケート、パンフレット、ポストカードセット、マンホールカードを受け取り、動画を見学して控え室に移動して荷物を置いて案内の方の説明を聞きながらの見学となる。丁寧かつ分かり安い説明や面白い話を聞かせて下さった東京下水道サービスのN氏には感謝である。旧三河島汚水処分場は昨年の2022年で運転開始から100年の文化遺産で日本で最初の近代下水処理施設で歴史的にも建築物としても素晴らしい。桜の花の頃や躑躅の時期も素晴らしいとの事なのでもう二度程訪問したい。
大正11年に運転が開始された施設が平成11年まで稼働していたと言うことに驚きました。予約することにより係の方の案内のもと施設を見学することができます。地上の建物や機械類も運用当時のままですが、地下の汚水管内も当時のままきれいに残されており、当時の様子を感じることができます。【リーフレットより】旧三河島汚水処分場喞筒場施設は隅田川中流に位置する旧下水処理場施設で、東京市区改正事業の一環として、東京市技師米元晋一を中心として建設が進められ、大正11年3月に運用を開始しました。本施設は、わが国最初の近代下水処理場である旧三河島汚水処分場の代表的遺構として、高い歴史的価値が認められることから、平成19年12月4日に下水道分野の遺構では、初めて国の重要文化財(建造物)に指定されました。阻水扉室、沈砂池などの一連の建造物が旧態を保持しつつまとめて残っており、近代下水処理場喞筒場施設の構成を知る上でも重要な文化財となっています。
要予約。当日も空きがあれば見学可。車でいくことも可能。都電で荒川二丁目駅が一番近い。ビデオを見せてもらったのち、見学。視聴前、マンホールのカードや下水の歴史などの冊子、ハガキなどをいただく。ヘルメットを借りて、地下の水路へ。全体でおよそ1時間半ほど。セセッション式のシンメトリックな構造。設計は、日本橋を担当した米元晋一。稼働は、1922年から2023年の5月2日に「つつじ鑑賞会」の予定(地下の水路は見られません)
歴史的な建築物ですが、予約すると見学できます。この施設は、2007年に、国指定重要文化財に指定されました。下水道分野の遺構としては、初めてだそうです。施設見学と、非常に丁寧なご説明で、とても勉強になります。きっと、貴重な体験ができると思います。
予約制なれどすぐに予約出来る。本日の見学者は自分のみで、国会議員にでもなった気分。マンツーマンなので真剣に傾聴する。下水道処理システムは百年前と基本は同じなれど、昔の人は汚物を人力で運んでいた。苦労が忍ばれた。また、23区下水道の整備ができたのは平成10で比較的最近なのにも驚く。戦後の航空写真で焼け野原になった荒川区なのに、ここだけが空襲に遭わなかった事実も考えさせられる事柄だと思った。お土産に小さいタオル、ポストカード、マンホールカード、ボールペン、エコバッグ?小さいサイズも頂いて、有意義な時間を過ごし、無料だった。下水道料金の高い地域もあると聞く。それを考えると、不公平感は拭えない。国はどう考えているのか?とも、国会議員気分のまま考えさせられた。
マンホールカードが目的でしたが、良い社会科学見学になりました。
東京都荒川区にある、1922年から1999年までおよそ70年稼働していた浄水場。大正期に造られた西洋風の煉瓦造りのポンプ室をはじめとした施設が国の重要文化財に指定されている。施設に事前に申し込むことによって、ガイド付での見学が可能。見学した設備で圧巻だったのは、当時下水道だった暗渠を歩けること。とにかくタイル一枚一枚の造りが精巧で、100年近く経った今でも損傷が見られない。また、分厚い阻水扉やポンプ室へ下水を吸い上げるパイプにも、土木技術の高さを伺い知ることができる。ポンプ室に入ると、幾多にも張り巡らされた天井の鉄骨の梁に機能美を、ポンプ機(これは戦後から稼働)やクレーンには刻んできた歴史をそれぞれ感じ取ることができる。沈砂池や門衛所、インクラインの跡やそれを制御した機械室、濾(ろ)格室など、他にも見所満載である。歴史的建造物が好きな人だけではなく、下水道や浄水場の仕組みについて興味のある人にもおすすめ。しかし、太平洋戦争の頃、この辺りは空襲の被害が甚大だったのに、ここだけは被害は皆無だったというのが、不可思議なところではある…
| 名前 |
旧三河島汚水処分場喞筒場施設 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
03-6458-3940 |
| 営業時間 |
[金土日月水木] 9:30~16:30 |
| HP |
https://www.gesui.metro.tokyo.lg.jp/business/b4/guide/s-mikawa/ |
| 評価 |
4.4 |
| 住所 |
|
|
ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
|
周辺のオススメ
駐車場はありませんでした近くのコインパーキングに停めます安いところは半日で1200円がありました大体20分200円円が相場のようです施設の見学料金は無料ですが予約が必要です前日までにするといいですが当日空きがあれば受け付けてもらえます時間は写真をあげておきますので参考にしてください見学は説明ビデオ施設内見学で約90分です説明していただける方がとても丁寧でわかりやすくあっという間の90分でしたとてもおすすめです歴史ある建物やポンプ、地下施設や下水道が見られます都内の真ん中にこのような施設が戦禍をのがれて残っているのは奇跡だと思います時間を作ってぜひ行かれてください!