地域の文化を支える貴重な保育園。
旧はなえ保育園跡の特徴
住宅地にぽつんと建つ小さなプレハブの保育園です。
地域の幼保育事業を支えた貴重な施設です。
かつての歴史を感じる文化遺産として存在しています。
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かつて地域の幼保育事業を支えた重要施設で貴重な文化遺産。
| 名前 |
旧はなえ保育園跡 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
5.0 |
| 住所 |
|
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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住宅地の一角にぽつんと建っていた、小さなプレハブの「はなえ保育園」。外壁は少し色あせていて、風が通るたびにトタン屋根がかすかに揺れる音が響いていました。園長の、はなえ先生は、いつも花柄のエプロンを身につけ、優しいけれどしっかり者。わがままを言う私たちに、厳しいけれど最後は笑顔で「大丈夫、ちゃんとできるよ」と励ましてくれました。同じクラスのミクちゃんは、茶色の髪を二つ結びにしていて、昼休みになると、私たちは狭い園庭の砂場で「ケーキ屋さんごっこ」。泥と水で即席ケーキを作り、「いらっしゃいませー!」と元気に呼び込みごっこを楽しんでいました。冬の寒い日、プレハブの暖房は弱く、手がかじかんでしまうこともありましたが、はなえ先生が用意してくれたホットミルクをみんなで輪になって飲んだ記憶があります。年長の運動会は海老塚の公園で開催され、私はリレーの選手として、ミクちゃんとアンカーを務めめ、二人で最後まで諦めずに走り切りました。はなえ先生は、温かく拍手を送ってくれていました。お遊戯会では、全員で鼓笛隊の演奏を披露し、私は、小太鼓を持ち、はなえ先生の指導のもと、一生懸命練習しました。発表の日、緊張で手が震えましたが、ミクちゃんと顔を見合わせて笑い合いながら、堂々と演奏を終えたことは宝物の思い出です。春や秋には、はなえ先生に連れられて近くの川まで散歩に出かけました。川沿いの土手には花が咲き、小さな虫たちが飛び回る中、ミクちゃんと手をつないで歩いたことが懐かしいです。ある日、思いがけずロバが園にやってきて、みんなで囲んで記念撮影をしました。ロバはとてもおとなしく、子どもたちはおそるおそる触ったり、にこにこと笑いながら写真に収まったりして、特別な思い出になりました。あのプレハブの園舎はもうありませんが、はなえ先生の優しい笑顔と、飾りのない素朴なミクちゃんの笑顔は今も心に残っています。