歴史感じる小金城址散策。
大谷口歴史公園[小金城(大谷口城)]の特徴
中世の城郭跡が残る公園で、歴史的価値が高いです。
起伏に富んだ自然豊かな園内は、散策に最適な環境です。
障子堀や畝堀の見応えある遺構が見られる、貴重な場所です。
松戸市の北部には、戦国時代、下総国で最大級の巨大な城郭・小金城がありました。現在では、宅地開発が進み、城そのものはありませんが、大谷口歴史公園では当時の面影をわずかながら見つけることはできます。小高い丘を登り切ったところは、ちょっとした広場になっていて、広場の周囲には土塁や空堀の跡もあり、分かりやすく城の構造などを解説した案内板もあります。小金城主の高城氏は、関東を支配した北条氏の傘下に入っていたので、北条氏から攻め込まれることはありませんでした。しかし、1590年の豊臣秀吉による小田原攻めによる北条氏滅亡の際、小金城も降伏しました。北条氏の滅亡後、徳川家康が関東を治めるようになってから、小金城はその役割を終え、廃城となりました。城がなくなり、時が経つうちにその遺構も消えていく中で、当時の面影は大谷口歴史公園や近隣の寺社に今も残っています。
1593年頃には廃城となった割には公園として整備され保存状態も良いと思いました。埋め戻されていますが堀なども当時を忍ばせます。このように公園と保存を両立させていただくのは嬉しいですね。
松戸市教育委員会設置のパネルの説明も丁寧で、中世の城跡ならではの起伏に富んだ園内には自然も豊富に残されています。
入口の隣にある駐車場がはたしてこの公園のものかはっきりしませんでしたが空いていたので利用しました。階段が急なのでお年寄りには厳しいかもしれませんがその分距離は短いです。登ってみると城址の広場は結構高い位置でした。石碑にある説明文も丁寧で良いと思います。日曜でも人出は少ないので新緑を静かに楽しむには良い場所だと思いました。
障子堀や畝堀跡が見られます。説明の石碑を読んでも10分で見終われるのでその後馬屋敷跡の歩道やマツモトキヨシ付近から高台のマンションを本丸に見立てて道路を湿地と妄想すると在りし日の様子が思い起こせます。
県内最大級ともいわれた小金城の一部分の跡地で、現在は森林浴に適した公園になっています。適度に階段があり、広場にはベンチも設置されています。お子様連れのファミリーや、ご年配の方々もいらっしゃいました。お堀の跡が各所にあり案内板も設置されています。堀に色々な加工を施してあるのは、お城を治めていた高城氏がついていた、北条氏側のノウハウのようです。粘土質なのでなかなか敵が這い上がるのが難しいように造っていたのかもしれませんが、遺構は時を経て風化が進んでいるようです。本城と呼ばれる、天守閣のようないわゆるお城が建っていた場所は、ここからさらに歩き小金大谷口城跡の碑がある場所の奥ですが、完全に住宅地になっていて現在は跡がありません。その向こう側の大谷口本城大橋から見ると、森林で囲まれているのが辛うじてわかり、「大谷口」という地名を残すのみとなっています。一帯の地名には「本城大橋」「馬屋敷緑地」「番場公園」など、形はなくなっても、名前は残るところに紡がれた歴史を感じます。
散歩にちょうど良かった。
良い散歩スポットです。軽い上り下りがあるので健康にいいかと思います。景色も中々いいです。
中世の城郭総構えは壮大なものだった事が、来て初めてわかりました。マニア必見ですね。
| 名前 |
大谷口歴史公園[小金城(大谷口城)] |
|---|---|
| ジャンル |
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| 営業時間 |
[木金土日月火水] 24時間営業 |
| 評価 |
3.3 |
| 住所 |
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小山というか台地というのか割りと東葛地方に多い地形かと思います(市川の国府台公園とかね)土の城とよく理解した上で気分転換に散歩がてらなら楽しめるかな。