大堰川(桂川)の守護の為に秦氏が創設したという。
大井神社 (野宮神社境外摂社) / / .
大井神社(堰神社)。
御祭神は宇賀霊神。
野宮神社境外摂社。
現在の社殿は野宮神社の旧社殿を移築したもの。
御祭神はウカノミタマとされるが詳細は不明、大堰川(桂川)の守護の為に秦氏が創設したという。
秦氏は桂川の治水工事や松尾大社の創建にも関わっており、又、ウカノミタマ=稲荷神とする信仰がある。
伏見稲荷も秦氏が創建したことも鑑みると、大変歴史的な信仰なのではないだろうか?
二度程迷いました。
土産物屋さんでも分からないので地図でたどり着いた分けですが大通りのすぐの路地の中に。
野宮神社より移設された社殿がありました。
歴史的には秦氏以来と云われるのに存在感がないですね。
「大井神社 大堰川の守り神」渡月橋の向かいの道路奥にあり、別称は堰神社、大橋神社とも。
拝殿はなく、覆屋に納められた一間社流造の本殿のみが建っています。
創建は不詳ですが、桂川の治水工事や松尾大社の創建にも関わってた渡来氏族、秦氏の葛野大堰造営の際に治水の神として祀ったのではと考えられています。
また現在の社殿は近くにある縁結びで有名な野宮神社の旧殿を移したものといわれています。
なお、大井神社は、延喜式内社の山城国乙訓郡19座の中の大井神社がそのルーツだといわれており、876(貞観18)年に従五位下の位を授けられたと「日本三代実録」に記述がある山代大堰神がその前身にあたるといわれています。
しかしながら、現在大井神社が鎮座している場所は旧葛野郡にあたるため、式内社の大井神社との繋がりは薄いと考えられています。
嵐山渡月橋の北畔。
お土産屋さんやレンタルサイクル屋さんの前に鳥居があるのに気づかれましたか?。
鳥居の奥に地道の参道があり、先には朱塗りの鳥居。
波板の覆屋の中にお社。
式内社であると説明されている。
延喜式に乙訓郡・大井社とあるが、ここは昔、葛野郡。
乙訓は書き誤りと説明されるが、さて。
秦氏の大堰川治水に由来とも。
お社は野宮社の旧のお社で、現在は野宮神社が管理するらしい。
説明板には宮司さんのお名前もあるが、懸野さんてなんとお読みするのか?「かどの」であれば、それこそ山城の歴史そのもの。
自転車置き場と化した参道は嘆かわしい気もするが、案外場所代が上がって、維持に役立っていたりするかも知れない。
名前 |
大井神社 (野宮神社境外摂社) |
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ジャンル |
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電話番号 |
075-871-1972 |
住所 |
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評価 |
3.8 |
観光地でもある嵐山の裏路地にある小さな神社。
社務所等は無いため御朱印は無いとおもわれる。
裏路地で住宅地にある地元の神社。
綺麗に整備されていた。